見出し画像

YAMAPと秋の低山ハイク

久しぶりに低山ハイクに行ってきた。
朝7時に登り始め10時には麓のスタバでお茶ができるほど手軽な、地元の低山だ。

マイナスイオンとせせらぎの音に癒されながら登山開始。

登山道脇を流れる清流

天候に恵まれたせいか、沢山の人々とすれ違う。
こんな低山でも、山に来る人は皆どこかストイックで品がある。
服装のマジックかもしれないが、山でギャルやヤンキーを見かけたことが無い。


最初に出会った花は、今が花盛りのミゾソバ。
ソバに似た実をつけることからミゾソバと呼ばれる。

ミゾソバの花

一般的に、有用な植物に似ているが役に立たない植物は名前に「イヌ」がつく(イヌタデとか)ものが多いそうだが、このミゾソバは飢饉の際の救荒植物だった(実をソバガキにして食べたらしい)ため、イヌソバという名前にはならなかったのだとか。

川辺にレースフラワーみたいな白い花が咲いていた。
Googleレンズで調べたところ、セリ科のハナウドまたはノラニンジンか?

セリ科の白い花

マムシグサの実。
名前の通り毒があるらしい。

間近で見るとちょっと不気味


シロダモ。
昔はシロダモの実から採れた油を灯明油やロウソクの原料にしていたそう。

シロダモの花

オヤマボクチ(ヤマゴボウ)の花。
葉や根は郷土料理として各地で食べられている。
ピンぼけで残念。

オヤマボクチの花(ピンぼけ)


ところで今回は、かねてから気になっていたアプリ"YAMAP"をスマホにインストールしてみた。
たまに登山に誘われると、山の達人たちがYAMAPを使いこなしていて密かに羨ましかったのだ。

まず今回登る山を検索してみたところ、昨年この山の道案内をしてくれた登山男子、よっちゃん(仮名)の投稿を発見。
よっちゃんは、週末ごとにこの山に登るという山の主みたいな人なのだ。

このよっちゃんの投稿を辿っていくと、写真の中に山好きの友人が写っているのを発見。
まぁ登山初心者の私でさえ知っているんだから、彼女がよっちゃんを知らないわけがない。
山で友達ができるという話はよく聞くが、最近はYAMAPのSNS機能でより繋がりやすくなっているのかも知れない。

ふとコメントを送ろうかと思ったが、アプリを入れたばかりでマナーがさっぱり分からないため思い留まる。
note含め他のSNSは絶対に身バレしたくないし人物特定するのも憚られるのに、YAMAPだと身バレしてもいいやと思うのは何故だろう?
基本が登山用ツールであり自慢要素が少ないせいだろうか…?

ともあれ、晴れてYAMAPユーザーになった私はこれでいっぱしの登山愛好家。(なわけない)
今回はうっかり山頂で修了ボタンを押してしまったため初投稿は見送り。
当面は達人らの投稿を眺め、使い方を学ばねばと思うのだった。

活動修了で表示される"おつかれ山"メッセージ
下山するまでが登山です😅


ちなみにYAMAPはスマートウォッチとペアリングして、活動中にスマホを取り出さずとも様々な情報を表示させることが可能だそう。

スマートウォッチを活用した便利機能

最近はスポーツやアウトドアをやらない人でもファッションとして身につける人が多いスマートウォッチだが、これを知りがぜん物欲がわいてくるエセ登山女子なのだった。


YAMAP機能が使えてiPhoneと相性が良いのは、やはりアップルウォッチ。
なかなかのお値段。

こちらは登山愛好家に人気のおつかれ山ビール

いいなと思ったら応援しよう!