別アカウントで短編小説、詩も投稿してます。 ゆらり、ゆらめくような、私の欠片です。
これは、穏やかで春爛漫な4月11日の出来事でございます。 私は目を覚まして「うわ!しまった!」と思った。 30分程昼寝をしようと思っていたのに、目が覚めたら4時間も寝ていた。 呪いのかかった紡ぎ車の針に指を刺された記憶はない。いつの間に私は眠れる森の美女になったのか。流石に寝過ぎである。 思わず現実逃避しそうになるのを食い止めて、慌てて起き上がった。 本日は、愛するマイダーリンの誕生日なのだ。 彼が仕事から帰ってくるまでに、準備しておかなくてはいけないことが山程あるのに、
私はオノマトペが好きである。 りんりん、ぱらぱら、すっとんとん、みたいな。 言葉にリズムが生まれるし、難しい言葉を使って表現するより感覚で伝わりやすい所が面白いと思う。 宮沢賢治の「クラムボンはかぷかぷわらったよ」という文が有名だが、「かぷかぷ」もオノマトペだ。 笑い方を「かぷかぷ」と表現できる感性がすごい。そもそもクラムボンという不可思議なものを生み出してしまうその想像力もすごい。 「クラムボン」も「かぷかぷ」も意味がわからないのに、 「クラムボンはかぷかぷ笑ったんです
小学1年生の頃、他所の家の屋根に登ったり、マンションの立ち入り禁止の場所へ入り込んだりする事が楽しくて仕方がなかった。 今のお淑やかな私からは想像できない程、かつてはスリルが大好きなわんぱく少女だった。 前世は猿でした?というぐらい、どんな梯子も、どんなフェンスもするする登り、壁をよじ登り、高い場所など臆ともせず走り回った。 めちゃくちゃ犯罪である。小学2年生の頃には足を洗ったのでご安心いただきたい。 しかし、三つ子の魂百までとはよく言ったもので、今でもまだ見ぬ屋上や階段の
胡座をかいた私の太ももにララが座った。 ぷにぷにのお腹が太ももに触れて気持ちがいい。 ふわふわの毛並みを撫でると、琥珀色の瞳を細めた。 庭のシャクナゲの花は枯れた。本日気温は22度。 コーヒーの香りがする。 遠くで犬が吠えている。私は少し眠気を感じる。 玄関には潰れた段ボールが積まれている。 読み終わった本の最後のページだけ、もう一度開いて読みだす。 サリンジャーは言った。 「今目の前に、紙切れ1枚が風で飛ばされてきたとしよう。望んでもいないのに、私はそこに宗教的な意味を
昨日、「川沿いにただ並んでいるだけの桜にはあまり感動しない」と言いましたが前言撤回します。 ただ在る桜は美しい。 徹頭徹尾をいくつ破れるかが私のモットーです。
27年生きてきて、一度だけラブレターを書いたことがある。 自分で言うのも何だけど、私は言葉を綴るのが得意だ。 それでも、ラブレターというものを紡ぐのには、とてつもなく時間がかかった。 どんな言葉も、自分の恋心には似合わない気がするし、文章を書けば書く程、堅苦しくて重たいラブレターになってしまう。 何よりも、書きたくて書いているはずなのに、恥ずかしくて仕方がない。何度も破りたくなる衝動を抑える。 途中で、こんな文章送るより、「好きです!」と大きな声で伝える方が遥かに良いので
『世界は平面だった 俺は旅に出た』 山本大斗の「18の息吹き」という曲の出だしにこんな歌詞がある。私はこの歌が大好きだ。 私が目を瞑っている間、私の世界は呼吸を止めている。 私が足を踏み出した先に、私の世界は道を作る。 私が言葉を1つ覚えると、私の世界は少し鮮やかになる。 旅なんて大それたこと、怠け者の私には難しいけど、 今日も家の扉を開けて、外へ行こうと思わせてくれた曲です。 2024.4/5 身体が勝手に動くとは、こういうことだと思う。 気づいたら電車に乗って隣
たまたま見つけたお寺で、仏足石(ぶっそくせき)というものを知った。 釈迦の足跡を石に刻み、信仰の対象としたものらしい。 お釈迦様は足の裏までも尊ばれるのかと、びっくりする。 というか、お釈迦様の足の裏には、色々な模様が刻まれてあって、めちゃくちゃオシャレなのだ。 普通に家に飾っておきたいぐらいオシャレ。 あんな静かな顔して、足の裏は派手なんて、お釈迦様やるなぁ!と少しズレた尊敬の念を抱いてしまった。 2024.4/4 今日は図書館へ行った。 戸田市立中央図書館には、結構
最近、狂ったように散歩してる。 もう「散歩」とかいう生温い響きじゃ似合わないぐらい外をほっつき回っている。たまに4時間くらい、あてもなく歩いてる。我ながら怖い。 どこもかしこも春色で、世界はキラキラしているように見える。 毎年、咲いたと思ったらすぐ散ってしまう桜のように、 気づけば変わる町の情景を、目に焼き付けておきたいのだろうか。 、、、多分違うな。 上手く言えないのだけれど、 何処かに、大切な何かを置いてきてしまったような気がして、それがひょっこり街角から現れてくれる
すごく可愛い海の生き物を知りました。 多分こんな感じ。絵はフィーリングです。 興味ある方は調べてみてください。めっちゃ可愛いです🪼
よく分からない、簡単な言葉では表せない気持ちを「玉虫色」と言ったりする。 とても素敵な表現だ。 感情とは、とても複雑でシンプルで、玉虫色で。 だから私は、自分の感情と向き合うことが大好きだ。 昔書いたメモ帳を見返していたら、今の私にとても響くメモが出てきた。多分、小説の冒頭にでも使おうと思って考えた文章だと思う。 「感情は、クッキーの生地のようだと思うのです。 麺棒で伸ばしただけの、型を取る前の、なんとも形容し難い形です。 でも、そんな形見せられても、受け取る側は一体こ
とある工場の隅っこに、青くて小さな壺が野晒しになって置いてあった。 その壺は、錆びれた工場にあまりにも馴染んでいなかった。どこぞのお屋敷の玄関か、リビングで、客人をもてなすような壺だ。 青く美しい壺には、天使が描かれている。 ねぇ、どうしてこんな所にいるの? よく分からないけど、ここにいると決めたのはこの壺なのだろう。なるほどね。意図はわからないけど、なるほどね、素敵ですねと頷いて、私はその場を立ち去る。 まだ、あそこにいるのだろうか。わからないけれど、まぁどちらでもい
昨日からずっと、Mrs.GREEN APPLEの「ナハトムジーク」を聴いている。ナハトムジークとはドイツ語らしい。 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 まるで呪文のようだ。 何故なのだろう。 昔、泣きながら田んぼ道で見上げたオリオン座を思い出した。 2024.2/22 今日は散歩に行けなかった。まぁ、雨だからね、仕方ないね、と自分に言い訳する。 最近天気に影響されすぎてる自分のメンタルに心配になる。台風がきた日には、急に窓を開け放って叫び出すのではないか、大丈夫か私。
いつも気づいたら始まってるし、気づいたら終わってて。 妹のユリナから、「今日散歩して、すごく素敵な事があったんだよね」と電話がきた。 びっくり、私も埼玉県に引っ越してきてから初めて今日散歩したのよ。 「なんかいい事始まるらしい」とユリナは言う。 私の胸がトクトク高鳴った。 2024.2/20 今日の気温は23度まで上がった。 え?もう夏?ってぐらい、外に出ると汗がでる。 空も元気に晴天なので、今朝は朝から気分良くて、彼と一緒にお庭で朝食をとった。 ナッツとベリーと蜂蜜入
初めまして、はまつはるなです。 夏生まれのぼちぼち元気な可愛いい女の子です。 物語、絵を描くこと、スピリチュアル、猫、パートナーが大好き。 誰かに見せること前提の、自己満足な日記を書いてみたいと思ってこのアカウントを作りました。 見ているあなたの人生に何も役に立たない言葉たちです。 めちゃくちゃ暇で、お茶受け程度に何か読みたい時にでもご活用ください。 2024,2/19 本日風が強め。しかも曇りだ。 最近は庭で日光浴する事が大好きなので、朝から気分がだだ下がり。 も