始まりの鐘は聞こえなかった
いつも気づいたら始まってるし、気づいたら終わってて。
妹のユリナから、「今日散歩して、すごく素敵な事があったんだよね」と電話がきた。
びっくり、私も埼玉県に引っ越してきてから初めて今日散歩したのよ。
「なんかいい事始まるらしい」とユリナは言う。
私の胸がトクトク高鳴った。
前世はタヌキだったに違いないと思っている
2024.2/20
今日の気温は23度まで上がった。
え？もう夏？ってぐらい、外に出ると汗がでる。
空も元気に晴天なので、今朝は朝から気分良くて、彼と一緒にお庭で朝食をとった。
ナッツとベリーと蜂蜜入りのヨーグルト、頂き物の真っ赤な大きいイチゴを食べる。めっちゃセレブじゃん。
こんな朝食初めて食べた。明日も食べたい。
空は青いし、鳥は歌っているし、風は心地よいし、あれ？私、すごく幸せ！って感動しながらイチゴを頬張っていたら、彼がジッと私の顔を見つめていた。
あぁ、私があまりにも可愛いから見惚れているんだなぁと思って、ニカッと笑いかけたら、
「目やに付いてるし、前歯にイチゴくっ付いてる」と言われた。ちょっと悔しくて、イチゴの果汁が付いた手を彼の服の裾で拭ったら怒られた。
天気が良いと、洗濯をたくさんしたくなる。寝具も全部天日干しして、洗える物は全部洗った。
今夜は太陽パワーでいい夢みたい。最近、変な夢ばかり見る。昨夜は、芸人のザコシショウに命を狙われる夢を見た。なんでなん。夢って、何かのメッセージだって言うけど、これどういう意味なん？？
夢見は悪くても、今日は最近で1番くらい気分が良い。
珍しく散歩しようと思った。目標は、家から徒歩40分の距離にある神社へ向かうことだ。
歩いて15分くらいで、お腹が痛くなってすぐ目標を変えた。
とりあえず、もう家に帰りたくて、Uターンしようとする。私の長所は意志の弱さです。頑張りたくない。
家に帰る途中、ふと下を見ると、広い芝生にぽつっと、一輪だけオオイヌノフグリ(別名「星の瞳」というらしい)が咲いていた。え、可愛い、と思って写真をパシャリ。
今日は温かいから、よくよく景色を見渡すとお花がたくさん咲いていた。梅の花もチラチラと風に舞って、すごく綺麗だった。
なんだか夢中になってお花を探す。
絶対、お花の妖精さんとか精霊さんとか一緒に楽しんでくれてるに違いない。なんか景色が鮮やかに見えるもの。
世界がキラキラだ。
途中で、オシャレな煉瓦作りの休憩所を見つけた。
その壁にあった模様が可愛い。
なんだかどんどん楽しくなり、すぐに帰るつもりが、気づくと1時間程散歩していた。びっくり。
歩き慣れた道でも、一本横の通りに入るだけで、いつもと全く違う景色を見せてくれる。面白いなぁって薄っぺらい感想だけど、そう思う。最近単純な言葉しか喋れない。
短歌でも詠めたらいいのに。
明日も散歩しようと思っているけど、意志の弱い自分のことだから、まぁ、とりあえず午前中に起床できたら良しとしとこう。
今夜はいい夢見れますように。