【マンゴーとフルーツの神秘~贈り物の至福~】
お土産菓子として愛される難しさ。
”夏のフルーツの王様マンゴー”
マンゴーって、スイーツだとおいしそうなのに、焼き菓子となると、イメージしづらいですよね。
そんな中、10年前。
後者の難易度が高い焼き菓子で、
「お土産菓子として愛されるものを作れ!」とオーダーが入りました。
マンマローザ夏限定フレーバー「マンゴー」
当然、開発に難航するのは分かり切っていたので、正直、めちゃくちゃ作りたくありませんでした。
ただ、当社を代表するマンマローザなら、
あのミルク餡なら、いけるかも・・・
そう思いました。
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「マンゴーって癖が強いのよ。特有の甘ったるさだったり、えぐみだったり・・・それをミルク餡とマッチさせるのは至難の業よ」
この癖を打ち消すため、パイナップル果汁で酸味を加えました。
ただ、パイナップルは繊維が多く、1つ1つこさなきゃ、果汁が取れない・・・
手間をかけた、新鮮な果汁がアクセントになり、無事、お土産菓子として成立しました。
苦労の末・・・やっとできた!!!!!
でも愛されるには、
何か足りない…。
”その何か”を考え続けました。
うーーーーーーーーーーーーーん。
悩んでも中々、答えは出ません。
「マンゴー味を作らなきゃ」
この幻想に捉われていました。
「甘さを抑えて、マンゴーとミルクをマッチさせるには…?」
素直においしさを深めると・・・
「フルーティ感」
もっと言うと、マンゴーを際立たせる
そうだ!!!
トロピカルフルーツ!!!!
これが、足りない要素の正体でした。
そうと分かれば、「マニアックな南国フルーツをブレンドしよう」と張り切って、
パイナップル・バナナ・パッションフルーツ・オレンジ・ライム
新たに5つも!!!フルーツ追加。
え、マンゴーの味する??って、心配になるじゃないですか。
そうならないために、5つの南国フルーツは、香料を用いて、隠し味的な感じで、ちょちょいと作ればいいんですよ。
楽すれば、いいんです。
それをわざわざ、当社は全フルーツを果汁とピューレで、レシピ改良する。
香料不使用、完全天然モノ。
迷わず自ら、茨の道へ突き進む。
時間・開発コスト
どの観点からみても、浪費ですよ。
そんなやり方をするなら、
普通の企業なら、改良しません。
もしくは、もっと早く楽できるように、
添加物を加えて、すぐに改良します。
というか、むしろその方が経営的に賢いです。
「それじゃあ、愛されるお土産菓子は作れないわな〜」
無謀な挑戦を諦めない。
ずーーーーーっと改良。
できた頃には、4年もの月日が流れていました。
4年ですよ。
1つのお菓子にかける労力が異常です。
納得いくまで、突き詰める。
クレイジーなお菓子屋、イルローザ。
その甲斐あって、どこにも真似できない世界でたった一つ、唯一無二のお菓子ができました。
焼き菓子だと全然想像できんわ
と言われたマンゴーで、実現したんですよ。
愛されるお土産菓子・・・
マンマローザマンゴー
改め、
”マンマローザトロピカルマンゴー”
当初は、マンゴーとミルクで
糖分の甘さが少し目立っていたのですが、
改良によるトロピカルフルーツのフレッシュな酸味で、
口の中に広がる芳醇な果実の風味とクリーミーなマンゴーとミルク餡の組み合わせは、まるで南国の太陽を感じるようなおいしさです。
調整困難な、香料不使用。
フレッシュフルーツでなければ、絶対に辿り着けない味。
「あの4年で、勢いが増したなあ。これだけフルーツを入れても、ちゃんとマンゴーがおいしい。それでいて、マンマローザになってる。よくもまあ、こんなしんどいレシピ作ったよ(笑)」
作ってしまえば、こちらのもの。
全国どこを探しても食べられない、クオリティ。
このお菓子は、血の通った職人が、4年間決して折れずに、生み出した想いの結晶です。
マンゴーが苦手な人からマンゴーが大好きな人まで。そして、マンマローザファンも、アッと驚くおいしさ。
この愛されるお土産菓子が食べられるのも、残り1カ月です。
一番おいしい時期にお届けしたい・・・
夏が旬のマンゴーだから、7月末までの限定商品です。
是非、この4年の想いで形になったストーリーと一緒にじっくり舌で味わい、大切な人へのお土産としてご活用ください。