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年越しそばと元旦の比内地鶏スープ雑煮、二日の京風白味噌雑煮

2025年のお雑煮は、元旦はいつものお醤油(比内地鶏のつゆ)ベース、二日は京風白味噌ベースに初挑戦。

元旦のお雑煮(具は毎年変わりますが、だいたい比内地鶏スープベース)と、年越した梅おろしそば

秋田県人は比内地鶏のつゆ(希釈タイプのスープ)を常備している家庭が多く、普段の鍋物やきりたんぽ、炊き込みご飯の味付け等、めんつゆ代わりに重宝している。
私はお雑煮に使うことが最も多く、お雑煮は毎年だいたい比内地鶏のつゆ。お醤油ベースで鶏のコクや脂がたっぷり含まれるため、シンプルな具で美味しくできるのが便利。私は鶏肉とほうれん草を使う年が多いが、鶏肉の代わりにかまぼこや焼き鮭を入れる年も。今年は鶏肉、ほうれん草、れんこんで、吸い口にへべすの皮。美味しかった。

一度つくってみたかった京風雑煮は、この秋ちょっと良い白味噌を買ったので、満を持しての初挑戦。根菜に丸餅というシンプルな構成でどれだけ美味しくできるのか興味があった。
大根とにんじんは下茹で、里芋は別途下煮してぬめりを洗ってから併せて昆布だしで煮、白味噌をやや濃いめに溶き入れて、食べる直前に焼いた角餅を加えてひと煮立ち。
本来は丸餅を白味噌で煮てとろみを出すところを、買った角餅がすぐ煮溶けそうだったので網焼きして追加。とろみに香ばしさも加わって美味。邪道かも知れませんが、私はこの方が好きかも。美味しかった。

野菜だけの具は物足りなそうなイメージもあったけれど、作ってみて納得。すっきりと雑味がない分(そのためには野菜の下煮必須)白味噌のコクと旨味が引き立ち、お餅の美味しさも輪郭が際立つ。やはり美味しい白味噌は強い。
味噌やみりん、お醤油はちょっと良いものを買うと歴然と違いますね。思った以上に気に入ったので、お雑煮は来年以降もこの順序で定番化するかも。

かまぼこは🐉と🐍

年越しそばは大野市のふるさと納税返礼品。そばの香りと食べ心地がしっかり味わえるスタンダードな田舎そばで、大晦日は汁そば、翌日は冷たいおろしそばで二度楽しんだ。福井の蕎麦も美味しいですよね。太くて甘い田舎そばには辛味大根やとろろ昆布、削りかつお等シンプルな薬味がぴったり。個人的には梅干しも必須。梅の産地である福井の蕎麦には梅干しがよく似合う。

大晦日の年越し汁そば。福井梅も入れました

このお正月は夫婦とも外食できる体調ではなかったため、例年以上におせちや家でのお正月料理を堪能。それについてはまた別途書ければ。

ようやくお酒を飲みたいと思える体調に復帰したので、明日からの広島遠征も美味しいものが食べられそう。楽しんできます!

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