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【今週の週末ワインごはん】#25 夏至に蛸、みんな大好き焼きとうもろこしバター醤油パスタ、焼きパプリカにフェタチーズ
少し前、夏至の翌日につくった週末ごはん。
地中海料理はカラフルな食材が多く、食卓も気分も華やぐ。
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関西では夏至に蛸を食べる風習があるそうで、そう聞いたら食べたくなった。早速スーパーで茹で蛸購入。
マリネの酸っぱい味で食べたくて、前日からひよこ豆とスライスオニオンと共にマリネし、生野菜を加えてサラダに。
直売所にはとうもろこしも並び始め、焼きとうもろこしをイメージして香ばしいパスタに。その他食べたかったものをとり合わせた野菜どっさりメニュー。メインは仔羊のコトレッタ。ミラノ風にパン粉にチーズを混ぜて焼く。
ワインはトスカーナの白。羊を食べるのでなんとなくトスカーナかな?と。ラベルの通りなかなか力強くて美味しかった。
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◆蛸とひよこ豆のマリネサラダ
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蛸とひよこ豆、玉ねぎのマリネで十分美味しいが、きゅうりとグリーンオリーブも追加してサラダに。プチトマトやイタリアンパセリを加えても美味しい。
マリネの下味は塩、オリーブオイル、すりにんにく、レモン汁、白ワインビネガー。きゅうりは切った後軽く塩をして、出た水分を除いてから他の材料と混ぜる。仕上げにオレガノとオリーブオイルを。
◆焼きパプリカとトマト、フェタチーズのサラダ
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パプリカをグリルで黒くなるまで焼いて皮をむき、アンチョビ、すりにんにく、バルサミコ酢、オリーブオイルでマリネ。
これにトマトとちぎったバジルの葉を加え、砕いたフェタチーズを散らしてサラダに。
パプリカのマリネはどの温度帯でも美味しくて便利。単品でも白ワインに最高。
◆さつまいもとくこの実のピーナツバター和え
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2月に体調を崩して薬膳関係の情報を集め始めた頃に思いつき、試すタイミングを探していた。もっと寒い時期に向く組み合わせの気もするが、私の体が冷えていて、血が足りないから今食べたくなったのかも。
さつまいもを皮ごと蒸すか茹でるかし、レモン汁少々とヨーグルトでのばしたピーナッツバター(無糖・無添加のもの)、くこの実と和え、砕いたアーモンドとカシューナッツを。
とても美味しい。ワインにもぴったりだし、サンドイッチにしても美味しそう。かぼちゃや芋などほくほくしたものが昔は好きではなかった夫が案外喜んで食べていた。
◆焼きとうもろこしのバター醤油パスタ
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屋台で買った香ばしい焼きとうもろこしをイメージしてパスタに展開。
生のとうもろこしをグリルで何度か転がしつつこんがり焼き、熱いうちに醤油とみりん少々(めんつゆでも良いと思う)を塗ってしばらく置く。粗熱がとれたら包丁で実を外し、外した実にも醤油とみりんの残りを絡めておく。
ショートパスタの茹で上がりに合わせてフライパンにバターを溶かしてとうもろこしを温め、茹で上がったパスタと茹で汁少々を加えてよく絡め、黒こしょうを振ってできあがり。
これも思いつきの割に美味しくできた。
とうもろこしを焦がすくらいに焼くことと、噛みごたえのあるショートパスタを使うのがポイント。
絡んでいる卵焼きは、コトレッタで衣に使った溶き卵の残りを焼き、ちぎって加えたもの。良いアクセントになった。
◆仔羊のコトレッタ、キャロットラペ
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仔羊は夫の誕生日に使ったテンダーロインの残り。予め叩いて薄くのばしておき、小麦粉、卵、すりおろしたパルミジャーノとパセリを加えたパン粉衣で揚げ焼きに。
このミラノ風のコトレッタにはトマトとルッコラのサラダが殊の他合うが、この日はにんじんが食べたい気分。
ごく細い細切りにして塩をし、余分な水気を抜いてから白ワインビネガーと白バルサミコ酢でやや酸っぱく味付けしたキャロットラペ。余っていたバジルの葉と、さつまいもに使ったナッツも少し加えた。
私は日光を浴びるとにんじんを山盛り食べたくなるようで、この日も虫のようにもりもり食べた。美味しかった。
あっという間に今年も後半。
今年は2月にひどい胃腸炎になり、一時はもうお酒やジビエは無理かと諦めかけていた。
最近やっと調子が戻って来たが、すっかり元通りという訳には行かないだろうと思っている。まあ、元々強い体でもないので仕方がない。
幸い食べたくなるものもより胃腸に負担をかけない方向に変わりつつあるので、今後はそれに必要な技術を身に付けて行きたい。
漬物を上手に漬けるとか、保存食の作り方をもっと多く身に付けるとか、気負わず魚をさばけるようになるとか。
結局、多少の制限があっても、食いしん坊には変わりないのである。