見出し画像

介護食レシピ「ハムとキャベツのディップ」

ちょっとオシャレに演出も出来るディップのご紹介です。材料はキャベツと薄切りハムとサワークリームだけ。サワークリームだけ買い足せば冷蔵庫に普通にある材料で簡単に出来ます。お年寄りからお子様まで全世代で楽しめるユニバーサルレシピです。

乾燥したクラッカーやビスケットなどはお年寄りにとっては苦手な食材になってしまいますが、こうしたディップを載せて食べればグンと食べやすくなります。サワークリームを使っていますので食欲の落ちたお年寄りにカロリー補給のおやつとして提供してもいいですし、お好きなパンにオンして食べても美味しいお手軽レシピです。お試し下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

材料:2〜3人分 調理時間目安:10分程度

材料

  • 薄切りロースハム…40g

  • キャベツ…60g

  • サワークリーム…100g

  • レモン汁…小さじ1

  • 塩・胡椒…適量

作り方

  1. キャベツはみじん切りにしてボウルにあけ、塩を小さじ1/3程度振って揉み込みます。そのまま5分ほど置き、水が出るのを待ちます。

  2. キャベツに塩をしている間にロースハムもみじん切りにしておきます。

  3. キャベツから水が出てきたら水を絞って、一度味見して下さい。塩分がきつく感じたらサッと水で洗って塩抜きします。丁度良い塩分でしたら、そのまま洗わずに使います。

  4. ボウルにサワークリームをあけ、3のキャベツとハムを入れ、お好みで胡椒をして混ぜ込みます。もしあればここでレモンを軽く搾って下さい。香りが良くなります。無ければ無しでかまいません。

  5. 最後にもう一度味見をして、塩で味を調えます。味が調ったら器に盛り付けて完成です。

生クリームを発酵させたサワークリームは乳酸菌も豊富ですし、実は介護食を意識した献立にはとても使い勝手の良い食材です。そのままバターの代わりにパンに付けて食べてもいいですし今回ご紹介したレシピの様にディップに仕立てると、ちょっとオシャレな演出も可能です。
適度な粘度と水分があり合わせる食材をしっかりまとめてくれますし、発酵食品という事でお腹にも良さそうです。爽やかな味はクセがなく色々な食材と合わせることが出来ますので、色々に試してみて下さい。

大阪なんばパークスJEUGIAカルチャーセンター
「介護食の基礎知識 料理を作らない料理教室講座」お申し込み受付中です。
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_66-50093.html


終わりの見えない介護生活を少しでも楽しく!美味しいものがあればそれで幸せ。そんな活動をしていきます。サポート大歓迎です。