サミング・アップ(モーム)
本書は「月と六ペンス」や「人間の絆」などを著作したサマセット・モームの自伝的エッセイである。
モームがどのような人生を送ってきたか。執筆動機や執筆にあたる技法から、人間関係などの大きく人生に対しての考え方までも綴られている。著者の考えがユーモアを交えて分かり易く展開されており、読む者を惹きつけられる。
特にモーム自身が語る「ユーモア」についての記述には興味が惹かれる。
ユーモアを持ち合わせることで、人間性を直視したり、人間関係を面白がったりすることができるのだ。
他にも、モームの様々な経験や考えが述べられており、そこから読者は様々なことを学び取ることができる。モームの考え(あるいは小説家のメンタリティ)を持つことにより、あなたの人生はさらに豊かになるかもしれない。物書きを志望する人はもちろん、そうでない人も生きるヒントが見つかること間違いなしだ。
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