見出し画像

「世界旅行」というラッピングをはがして

僕は今アメリカにいます。

いろいろな絶景を楽しみ、
美女とひとときを楽しみ、
あこがれていた留学生活を
謳歌しています。

もちろんめちゃ勉強していますよ笑

でもやはり短期留学だけあって
少し旅行感は強い。

いろいろな場所や
地域、施設に訪れる
課外活動もデフォルトで
充実しています。


それは良いのですが、
この留学を通して
やはり海外渡航には
様々な苦難があるなとも思いました。


あー、やはり日本に
とどまり続けることは
全然悪くないなと。

日本でこのヘッダー写真の
ような美人と一緒に
撮影に行きたいな、と。


あ、いつでも撮影しますよ!笑


ということで、
カメラマンとして
活躍されているほしのさん。


ロマンティックなお写真
ありがとうございました。



話を戻しましょう。

それでも僕は
やっぱり海外最高だな、
となりました(笑)


海外に行って初めて
日本を相対化できる。

相対化して、
改めて日本の良さを
認識する。


これはよくある
ありふれた言説です。


僕はこの超情報化社会において
これはもう定説ではないのではないか
と思っています。



この記事を読んでみてください。


実に面白い記事です。


ほんの前までは
お店側のマーケティングとして
声掛け」が成り立っていた。

超情報化の影響で
それが「ノイズ」になるんです。


まったく同じことが
留学に関しても起きています。


事前に獲得できる
情報量が半端ではない。


あれやこれやと
心配し、不安をイメージに
過大に反映させてしまうのです。


僕は海外に7回ほど
行ったことがありますが、
やはりある原則に確信しています。


行って、見て、聴いて、
感じなければわからない。


ってやつです。

その文脈において
僕にとっては海外最高、
であるだけです。


それはさておき、
こんなセリフを聞いたことが
ありませんか?


将来は世界旅行をしたい。


僕はめちゃめちゃ聞きます。


将来、お金を稼ぎ切って
世界旅行したい。ってやつです。


僕自身はこのセリフに
違和感をとても感じます。


違和感というか、
こいつ絶対世界旅行しないだろうな、
という確信じみた何かを感じます。


というのも、世界旅行それ自体は
手段にすぎないからです。


留学童貞も今回で卒業し、
旅行もまぁまぁいく僕から
言わせれば、旅行は手段だと
身にしみて感じます。


結局何のために
世界旅行するのか、って
話ですね。


世界すべての場所には
行ったことがないので断言は
できません。

しかし、行ったこともないのに、
世界旅行をしたがる人は
世界旅行を過大評価している
ように思われます。


キラキラしていて、
絶対的に楽しくて、
素晴らしいことしかない
ものだと想像している。


世界旅行という言葉で
ラッピング」をかけることで
細部に意識を向けさせない。


世界旅行はとても大変です。


そもそも英語圏じゃない場所
だとしたら言葉はどうするつもり
でしょうか?


怪我したら
どうやればいいか
しっていますか?


事件に巻き込まれたら。

そもそも泊まる場所の確保は。

何するのか?


意外と考えることが
たくさんありますし、
割と生々しい問題も
たくさんおきます。


最たる例でいうなら
風呂には基本は入れないし、

食も趣向とは
かなり異なります。


文化も全く違う。



いや!英語圏以外に行く気はない。」


もしそういうのであれば、
それは「世界旅行」で片づける
べきではありません。


もちろんこれ以外にも
いろんな意味で大変で、
素晴らしい面ばかりではない。

そう知りながら
世界旅行が大好きという人は
たくさんいるのでそれは
いいでしょう。

しかし、一つだけ言えるのは
世界旅行自体は夢には
なりえないということです。

凄く大げさに例えるならば、
部活を頑張る目的が甲子園でなはく、
練習で三振を取ること、くらい
不自然です。


結局世界旅行して
何をしたいのか。


ここが明確にない人
はおそらく世界旅行がつまらない、
と感じるでしょう。


意外と手間かかるし、
お金もめちゃめちゃかかるし、
日本での生活が途切れるし。


やっぱ世界旅行なんて、
俺の夢じゃないわ。


となるのがオチです。


ちなみにいえば、
これは世界旅行に限った話では
全くありませんよ。


何に関しても言えます。


結婚生活も言えます。

子供を育てることも言えます。

起業することについても。

大企業就職についても。

お金を稼ぐことについても。


すべて同じです。


何のためにやるのか。

常に考えてみましょう。


あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。