妖精あざらし

今まで起きたこと、これから起きること。 毒親育ちの私がステキな夫と過ごす日々

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最近の記事

おばあちゃんちに住みたい4

5〜6月、業者に相談はせず、まずは自力であからさまに捨てれるものから捨てようと何度か空き家に出向いた。 防塵マスクを付けても、目が痛いし、呼吸も苦しく長時間の作業ができない。 私たち夫婦が行かないときも、私の両親は何度か行ったようだ。 何より庭の手入れができてなさすぎて、泥棒に入ってくださいと言っているような景観も気がかりであった。 片付けもそうだし、庭のこともそうだし、やっぱり業者に頼んだほうが早い。 母は段取りが悪い上、必要以上に父に何でも話し、私たちの意見より

    • 私の略歴

      30代半ば。2022年に結婚。一人っ子。 小学〜中学は新しいことを知ることが好きで、集中力も人並み以上。 家での復習や宿題は嫌いだけど、授業は真面目に聞くタイプ。 学年で常にトップクラスの成績。 演劇もスポーツも大好きで、小学生の頃は毎年主役、運動会ではリレーの選手だった。 一部の不良に「ガリ勉」「真面目」と言われすぎて不快な日々。 理不尽ないじめも経験。 推薦入学で高校に入り、そこで緊張の糸が全て切れてしまい、反抗期も重なり、意図的に「バカ」を目指し、授業を聞かなくな

      • 私の母

        とにかく昔からヒステリーだ。 典型的な頭に血が上ると歯止めが利かないタイプ。 冷静に会話ができない。 基本的に他責の思考回路。 こちらが正論を述べると、「じゃあ全部私が悪いんだね。」と言い、それで片付ける。 論理的でないので、感情で物事の判断をし、自分の価値観を人に押し付ける。 また、2,3人が言っていたことでも、みんなが言っていたと言ったり嘘や大げさな発言が多い。 過干渉で、子どもを「所有物」だと思っている。 父と違い、愛情はあるが、それは正常な時だけであり、異常

        • おばあちゃんちに住みたい3

          5月、私は母に電話をした。 もちろん父が家にいないことを確認したうえで。 そして、祖父母宅をどうするつもりなのか尋ねた。 母「うーん、なんだかんだ売るしかないのかなぁ」 私は、自分たちがそこに住ませてもらうのはどうかと提案した。 家の中が具体的にどれくらい劣化しているかは分からないが、もし修復できるレベルだったら、外壁はそのままで、中だけフルリフォームはどうだろうと。 もちろん、祖母にも聞かなきゃいけない話だが、まずはお母さんに考えを伝えたいから電話したと言った。

          私の父

          私の父は本当にろくでもない人間だ。 嫌いという感情も超えて「無」の境地である。 母は父のことを「変わり者」だと言うが、私にはそうは思えず、ただ性格が悪いだけだと思っている。 男の煩悩のすべてを凝縮したような男であるにも関わらず、一見そんな風に見えない。 私は幼い頃から父が何を考えているのか分からなかったが、今なら分かる。 本当にただ自分のことしか考えていないだけだ。 うろ覚えな記憶もあるので厳密ではないが父の悪行を書き出そう。 ・何社も何社もキャッシングローン

          おばあちゃんちに住みたい2

          祖父母の家はとても物が多い。 祖父は生前入院しており、祖母は老人ホームにいて、ある冬、母は水落しをし忘れたのか、詳しい事情は知らないが、空き家の祖父母の家の水道管が破裂した。 当時、それに気づいた頃にはトイレを中心として相当な水浸しになっていたらしい。 火災保険は満額でおりたと聞いた。 しかし、住民が不在なこともあり、私の両親の判断としては、応急処置(水分を拭き取る)だけをし、何の工事もしないと決めたようだ。 今思えばこれがそもそも間違いである。 私は私で普段その家

          おばあちゃんちに住みたい2

          おばあちゃんちに住みたい1

          春、私は妊婦になった。 現在は夫と賃貸マンションに2人暮らし。 いずれはマイホームが欲しいと思いながら日々に追われていた。 市内に祖父母の住んでいた一軒家があり、祖父は数年前に他界、祖母は老人ホームで暮らしている。 つまり、その家は現在空き家だ。 庭や家の手入れは私の母が一任されていることは知っていた。 母はこの家をどうするつもりなんだろう。 母はその一軒家から歩ける距離にあるマンションで父と二人暮らし。マンションのローンはまだ終わっていないようだ。 そのマンシ

          おばあちゃんちに住みたい1