しぶしぃ

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マガジン

  • 2022自然環境リテラシー学日誌

    • 180本

    三重大学では「自然環境リテラシー学」という「三重県の豊かな自然をとことん体験・実感する現地合宿型プログラム」を実施しています。◆このマガジンは、2022年度、の実習や関連するプログラムに参加した学生たちが、体験・実感したことを自分たちの言葉で綴った日誌です。◆自然環境リテラシーとは?……自然環境を総合的に理解し、自然環境と人間が相互に与え合う影響について深く考察します。また、これらを可能にする安全管理能力や、組織的な活動の計画、実行能力に加え、体得した知識・技能を正しくわかりやすく伝達・発信する能力のことで、自然環境を守り、保全しながら、その魅力を人々に伝え、“生きる力”の育成を目指しています。【問い合わせ先】三重大学・生物資源学部・教授 坂本竜彦

最近の記事

自然と関わる仕事と共に

自然環境リテラシー学 漁業回 第5回 10月15〜16日 実施  今回のリテラシー学は、今までとは違って実際のお仕事に参加させてもらうという形で実施されました。   お世話になったのは、三重県熊野市の二木島を拠点として漁業を行っている「株式会社Gate」さん。漁師になれるのは男性だけ、という風潮を乗り越え、女性グループで漁を行う会社です。  地元が漁師町だったので、どんな仕事をしているのかなどは何となく知っていたものの、漁に参加したことはなかったので、とてもワクワクしな

    • 1年の自然環境リテラシー学を終えて

       こんにちは。改めまして、しぶしぃです。  全5回の自然環境リテラシー学実習を終え、今こうして今年度最後のnoteを書かせていただいています。  いやぁ、この1年間は本当にあっという間でした。マリーナ河芸で初めてカヤックに乗り、初めてのテント泊にあたふたしていたあの日が、つい昨日のことのように感じます。  そんなことはさておき。今回は、この1年間の自然環境リテラシー学を通じて、これだけは伝えたい!ということについて書いていきたいと思います。  私が今年度の自然環境リテ

      • 嵐の前の鳥羽の海で

        自然環境リテラシー学 第3回 尾鷲回 プランB  9月16〜17日 実施  今回は、尾鷲の海で2泊3日のリテラシーとなる予定。久しぶりのシーカヤックに、ワクワクの止まらない夏休みを過ごしていました。  しかし、そんな中忍び寄る不穏な影。その影の正体は「台風14号」。勢力の強い台風は、私のワクワクした気持ちを吹き飛ばしていきました。サブタイトルにもある通り、なんとリテラシーの実施場所が尾鷲から的矢湾に変わってしまったのです。更に、実施日に近づくにつれ、台風が直撃するような予

        • 「学び」と「遊び」の2日間

          自然環境リテラシー学 川コース 第4回 10月1〜2日 実施  今回のリテラシー学では、第2回でもお世話になった「キャンプinn海山」さんを拠点として、銚子川と便石山を満喫しつつ、「みえヤングサポーター育成事業」の一環として、様々なことを学ぶことができました。  しかし、前回と大きく異なることがひとつだけ。それは、川での安全管理について実例を基に学ぶ時間があったということでした。詳しくは順を追って書いていきたいと思います。  川コース第4回の実施日がプランBの尾鷲回が終わ

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        • 2022自然環境リテラシー学日誌
          180本

        記事

          「自然」と触れ、「命」を頂く

          自然環境リテラシー学 川コース 第2回 2022年 7月2〜3日 こんにちは。  今回のリテラシー学では、キャンプinn海山を拠点として、三重県南部にある奇跡の川「銚子川」を満喫し尽くしました。  「奇跡の川、銚子川」。最初は正直ちょっと大きく出過ぎているのではないのか?と思っていました。例え透明度が高いと言えど、そうでもないだろうと高を括っていたものの、そんな考えは現地に着いた瞬間に吹き飛びました。  最初に訪れたのは、まいこみ淵と呼ばれる銚子川の河口のところでした。私

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          自然環境の変化の早さと準備の重要性

          自然環境リテラシー学 川コース 第1回  2022年6月4〜5日 はじめまして。  今回、三重県津市にあるマリーナ河芸で行われた、自然環境リテラシー学に参加しました。今回の実習では、カヤックの乗り方から手入れの仕方や海上での救命救急の仕方などに加えて、テントの立て方といったキャンプに関する基礎的な事を沢山学ぶことができました。  その中で、自然環境の変化がとても早いこと、そして、事前・事後の準備や確認作業の重要性を実感しました。 1.自然環境の変化  最初に実感したの

          自然環境の変化の早さと準備の重要性