自然と関わる仕事と共に
自然環境リテラシー学 漁業回 第5回
10月15〜16日 実施
今回のリテラシー学は、今までとは違って実際のお仕事に参加させてもらうという形で実施されました。
お世話になったのは、三重県熊野市の二木島を拠点として漁業を行っている「株式会社Gate」さん。漁師になれるのは男性だけ、という風潮を乗り越え、女性グループで漁を行う会社です。
地元が漁師町だったので、どんな仕事をしているのかなどは何となく知っていたものの、漁に参加したことはなかったので、とてもワクワクしながら当日までの日々を過ごしていました。
さて、今までとは一味違う、そして今年度最後のリテラシー学の始まりです!
いざ、二木島へ!
今回お世話になるGateさんの施設に1番近い駅は「JR 二木島駅」という駅。リテラシーの第3回と第4回でお世話になった、キャンプinn海山さんの最寄駅である相賀駅よりも6駅先なので、移動時間はとんでもないことになりました。ただでさえ相賀駅まで行くのも長いと感じていたのに…。しかし、背に腹は変えられません。
更には、相賀駅を越えると現れる延々と続くトンネルの連続。トンネルを出たと思えばすぐトンネル。そしてトンネル1つがとんでもなく長い…。車窓から見える景色は、二木島に近づくにつれて殆ど真っ黒でした。
ただ、長いトンネルの合間に見ることができる景色はとにかく綺麗でした。時には海のすぐそばを車両が走るため、透明度の高い海を間近で見ることができました。
景色を見るたびに二木島への期待が膨らむ中、思うことが一つ。いや、本当にいつ二木島に着くんだ…?。トンネルも多すぎだろ…。
長ーい旅路の後、やっと二木島駅に到着。電車を降りて振り返ると、想像していた漁師町とは違った景色が広がっていました。
私の生まれ育った漁師町は平地に広がっているような場所で、山という山は全くない町でした。対して二木島の漁師町は、山肌に上手く家を建てて、湾の中に港を作ってあったため、秘境の港町のような雰囲気でした。また、車の通りも少ないため、やたら大きいトラックが走り回っている地元と比べると、とても静かで落ち着いた居心地の良い町でした。
同じ漁師町といえど雰囲気が全く違っていたので、より一層ワクワク感が湧き上がってくるような気持ちです。
駅を出て、坂を下った先には二木島の海へと流れる川がありました。その川の水がとにかく綺麗。銚子川の河口とは違って、ごつごつとした大きな岩が多く、比較的浅かったので、銚子川とは一味違う雰囲気を漂わせるだなぁと思いました。一言で言うと、「南国の海の浅瀬」という感じです(?)。
Gateさんの施設に着いてからは、まずオリエンテーションとこれからの予定の話を一通りしました。その後に出迎えてくださったのは、Gateさんの代表を務める田中りみさん。漁業という仕事に根付いてしまっている風習を乗り越え、漁師となった方です。
田中さんのことは、前々から記事等で知ってはいたものの、実際に会うのは初めてだったので、とても緊張しました。
漁をされる方はちょっと怖い人が多い印象だったので、田中さんももしかしたら怖い人なのかな…とビクビクしていました。しかし、話を聞いたり、実際に話をしてみたりすると、「怖い」というところは全くなく、むしろ朗らかで優しい方でした。
「漁をする人は怖い人が多い」という印象が雪崩のように崩れていくのを感じると同時に、変な偏見を持ってしまっていたという恥ずかしさも感じました。
今回のリテラシーでは1日目に1回、2日目に2回漁があり、1人1回参加することになっていました。
しかし、オリエンテーションの時になんとも魅力的な話が。今回の参加人数が少なめなので、2回漁に参加することができると言うのです。これは2回参加する以外に選択肢はない!そう思い、2日目の2回分の漁に参加させて頂くことになりました。
漁に2回も参加できるなんて、なんとラッキーなことか!ワクワクが止まりません。ただ、ふと頭をよぎることが1つ。2日目の最初の漁、確か朝4時には出発だったのでは…。朝ちゃんと起きれるかどうか、そんな不安が出てきてしまったものの、なんとかなると信じて、たった2日間の二木島ライフが始まりました。
1日目:のんびり釣りと料理づくり
1日目は漁に参加しなかったので、漁に行ったメンバーを待ちつつ、燻製作りに挑戦しました。
…とその前に、今回の漁業で使う定置網について少し。
定置網の全容は、上の写真のようになっていて、大きく3つの部分に分かれています。
一つ目が、「垣網」と呼ばれる場所。ここに来た魚は、この網にぶつかると赤い矢印のように陸から遠ざかるように泳ぎます。
二つ目が、「運動場」と呼ばれる広い場所。ここに入った魚は、8の字を描くようにして泳ぎ、最終的には三つ目の「箱網」に入り込んでいくという仕組みになっているそうです。(ちなみに、実際に採れるのは箱網に入った魚たち)
この仕組みを聞いた時、定置網ってよく出来た仕組み過ぎないか?と驚きました。これを昔の人たちは経験から考え出して使っていたと思うと、昔の人達は頭が良すぎるのではないか、と思ってしまいます。
さて、定置網のお話の後は燻製造りのお話を。
今回の燻製作りは、なんと桜の木からチップを作るところからスタート。左手に桜の木を、右手に鉈を持って、アドバイスを貰いつつ小さな燻製チップを作り始めました。
このチップ作り、地味に楽しいんです。ただただ鉈で桜の木の表面を削っていくと言うシンプルなものですが、ずっとやっていられるほど楽しいんです(腕の筋肉が疲れますが…)。
だんだん慣れてくると、チップの大きさも程よくなり、スピードも増して、チップ製造機械と化しました。将来の仕事、燻製職人になるのもいいですね…。
チップを作っていると、空き缶でも燻製ができるとの話が。先輩の持っていた空き缶を使って、ミニ燻製機を作りました。
缶の口の部分をペンチで切り取り、小さな網を切り抜いて土台を作った後、キャップをチップ皿にしていきました。そしてチーズを2つほど使って燻製作りをスタートしました。
チップ作りもひと段落して、メインの方の燻製機も燻製作りをスタートしました。出来栄えはまた後ほど…。
燻製作りの合間に、1日目の量を終えたメンバーが帰ってきました。頂いたお魚の蓋を開けると、とても大きなボラとアカエイの姿が。他にも魚がたくさん入っていました。
捌くところがとても気になったものの、燻製作りがあったので、「顔を出しては燻製へ」という流れを繰り返していました。傍から見たら、かなり落ち着かない人でしたね…。
燻製作りがとりあえずひと段落してからは、釣りをしているメンバーがいたのでそちらへ参戦しました。
小学生以来の釣り。よくよく岸の足元を見ると、海水が透明ということもあり、小さな魚が沢山泳いでいるのが見えました。更には、イカが泳いでいたり、色鮮やかな魚が泳いでいたり…。見ているだけでも楽しい、自然の水族館のようでした。折角ならば夜ご飯で食べられるような魚を釣りたい…!意気込んで釣竿を借りて釣りを始めました。
当たりが来たので釣り上げてみると、小さな魚がかかっていました。久しぶりに釣ったので、少しはしゃぎながらメンバーに見せると、その魚は「キタマクラ」という魚でした。聞くと毒を持っているらしく、食べることは危険であるとか。釣れたのは嬉しかったけれど、晩ごはんにはならないのかぁ…。ちょっと寂しい気分です…。
その後も燻製の様子を見つつ釣りを続け、なんともう一回当たりがあり、魚を釣ることができました。しかし、またもや釣れたのは小さなキタマクラ。なんでキタマクラしか釣れないんだ…。他の魚も釣ってみたいのだが…。そんなことを言いつつも、釣れたこと自体は嬉しかったので良しとします。
他のメンバーの中にはオオモンハタを釣った人も。サイズも大きく、晩御飯のおかずになっていました。私も大きい魚、釣りたかったなぁ…。
釣りが終わりに近づく頃、燻製が出来上がりました。蓋を開けるといい色になった燻製チーズが沢山あり、一気にお腹がすいてきました。1つ食べてみると、口いっぱいにいい香りが広がって、チーズを食べる手が止まらなくなりました。
燻製機の方のチーズを取り出した後は、缶を使った燻製の方を確認しました。被せてあった缶を取ると、これまた美味しそうなチーズ。ミニマム燻製機の方も大成功です!
お魚の下処理も終わった後は、燻製チーズを食べつつ魚を焼いて食べました。刺身にしたり、シンプルに塩焼きにしたものを食べたりと、魚本来の味を楽しむことのできる料理ばかりでとても新鮮でした。そこにメスティンで作った炊き立てご飯。この上なく幸せなひとときでした。
晩御飯が終わった後は、明日に備えての準備をしました。朝4時からの漁に参加するメンバーは、民宿をお借りして一夜を過ごすことになっていたので、テントで一夜を越すメンバーにちょっと申し訳がない中ではあるものの、ありがたく民宿で休ませていただきました。
2日目は早朝からの活動。睡眠不足で酔わないかなぁ…という不安を持ちつつ、仮眠を取りました。(むしろ、朝起きれるのかなぁという不安の方が大きかったかも…)
因みに、1日目の漁では定置網にトビエイが入っていたそうです。大きさもそれなりに大きく、迫力もある姿だったようでした。一目見たかったなぁ…
2日目:「忙しい」と「のんびり」
2日目は4時からの漁に参加させてもらうため、3時前には起床して準備を始めました。まだ頭が寝ぼけている中、着替えをして二木島の漁港へ向かいました。
外はまだ日の出前で、とても真っ暗な世界でした。漁師の方々はこんなにも真っ暗で、尚且つ肌寒い朝早くに漁に出かけるなんて、とても大変な仕事だな、と思いました。そんなことを思いつつ港へ向かって定置網へ向け出発しました。
定置網が設置されているポイントに着くと、漁師の方々が慌ただしく動き始め、網の引き上げが始まりました。ある程度網を引き上げると、いよいよ定置網にかかった魚たちの姿が見え始めました。魚たちが見え始めたら、網を片手に水揚げが始まりました。
網で魚を水揚げする時、大きい魚が沢山いたこともあって、持ち上げる際に腕の筋肉にかなりの負荷がかかりました。加えて網に入った魚が暴れるため、そこでも腕に負荷が…。更に、中腰で魚を揚げるため、腰痛持ちの私にとっては中々の重労働でした。
流石は自然と関わる仕事。鍛え上げられた強靭な体と精神がないと漁業はできないな、と思いました。こんなにも大変な仕事を毎日やっている漁師の方々のお陰で魚が食べれていると思うと、漁師さんには頭が上がらないなぁ…。
しかし、量はその日によって違うものの、こうしてたくさんの魚と出会える仕事は漁師以外には中々ないと思うので、魚が好きな人にとっては魅力的な仕事でもあるな、とも思いました。
メンバーで水揚げした魚の中には、大きなイトヒキアジがいたり、両手で抱えないと持てないくらいに大きなカンパチがいたりと、たくさんの魚がいました。目の前にたくさんの魚がいる光景は、もう見ているだけでも楽しくなってしまう程でした。
水揚げが終わった後は、定置網を元に戻して港への帰路につきました。帰っている途中で、海の向こうがオレンジ色に染まり始め、日の出が始まりました。日の出を背に港に帰る気分は、なかなかに新鮮でとても気持ちよかったです。
漁師の人たちは、毎日この光景を見ているのだろうなぁ、と思うと、ちょっと羨ましいような気持ちになります。
ただ、帰りは睡眠不足もあって微妙に酔ってしまっていたのが少し辛かったです…(漁師さんは何時に寝ているのですかね…。かなり早寝しないと寝不足になりそうなのですが…)。しかし、漁は楽しめたので良かったと思います。
港に着いた後は、水揚げした魚を港へ陸揚げしました。漁船から降りて陸揚げした魚を見ると、船の上で見た以上に魚が揚がっていることに気づきました。種類も多様で色合いも大きさも様々。自分達が参加した漁で獲れた魚を見ると、なんとなく大仕事をしてやった!というような気持ちになりました。
1回目の漁を終えた後は、ちょっとばかりの休憩タイムになりました。
流石に3時間睡眠で漁に出たため、港に帰ってきてからはとてつもない睡魔に襲われました。座ったら10秒で夢の世界に旅立つ、そんな状況で2回目の漁の時間を待ちました。
そして7時頃、2回目の漁へ行くとお声がけをしてもらい、眠い目を擦りつつ次の港へ向かいました。移動は車だったのですが、移動中は1人爆睡していました…。
2回目の漁は、初日に行った漁と同じ場所の定置網で行われました。
現地に着き、岸を覗き込むと、ミノカサゴが悠々自適に泳いでいて感動しました。綺麗な水に綺麗なミノカサゴ。完璧なコンビネーションだと思います。
ミノカサゴを観察した後は、超小型船に乗って定置網へ出発しました。
定置網が仕掛けられているポイントへ向かう途中、もしかしたらトビエイに会えるかも…という淡い期待を持っていました。しかし、流石に2日連続でトビエイが定置網に入っているということはありませんでした。ちょっと残念…。
超小型船での水揚げは、小型船の時とは違って全て手作業で引き揚げました。
流石に引き揚げくらいはいけるだろう、そう思っている自分がいました。ただ、実際に網を握って引っ張り上げようとしてみると、全く歯が立たないのです。
こんなにも揚がらないんだ…。そんなことを思うと同時に、これを少人数で行うのは大変なのではないのだろうか、とも思いました。
メンバーで網をなんとか引き揚げると、サバなどの魚に加え、大量のキビナゴが姿を現しました。その魚たちを網で掬っては樽へ、掬っては樽へ…。樽はキビナゴで埋め尽くされ、サバなどの姿は見えなくなるほどになっていました。
港に帰った後は、もう一度カサゴを観察した後、行きで乗った車に乗ってGateさんの建物へ帰りました。帰りの車の中でも爆睡です…。
Gateさんの建物へ帰った後は、朝ごはんの準備に取り掛かりました。
サバは味噌煮と塩焼きに、キビナゴは素揚げにして食べました。サバの味噌煮と塩焼きはさることながら、このキビナゴの素揚げ、とんでもなく美味しいんです。
朝食の後は、二木島の町を探索したり、釣りをしたりと、各々でのんびりとした時間を過ごしました。
私は魚を捌いたり、捌いた魚を焼いたり、睡眠不足を解消したりと、家にいる時とは一味違った「のんびりとした」時間を過ごしました。
のんびりと過ごす中でふと思ったことが、朝が早かった分1日が長く感じるな、ということでした。
体感では、もう13時くらいになるのではないか?と思って時計を確認してみると、まだ11時にすらなっていなくてびっくりしました。こんなにものんびりしているのに、まだお昼前なのか!と何度も驚いていました。
漁師町は朝が早く、その後はのんびり、なんて話を聞いたことがあったのですが、まさにその通りだな、と思いました。朝早くに一仕事終えて、残りたくさんの1日をのんびりと過ごす。「早起きは三文の徳」なんて言葉がありますが、漁師の方々は毎日これを感じているんじゃないのかな…。
のんびりした後は昼ごはん。…というよりは、朝ごはんと昼ごはんが時間的に一緒になっているような状況でした。
なので、殆ど朝ごはんの続きというような形でした。しかし、やはり魚を食べられるというこの幸せは、いくらあっても嬉しいものだな、と思いました。
また、田中りみさんから、カジキのお裾分けを頂くことができたので、ありがたくムニエルにしてご飯のおかずにすることにしました。カジキのムニエル、とんでもないほどに美味しかったなぁ…
昼ごはんの後は、これからの漁村について、グループに分かれて話し合うワークショップの時間になりました。
全国的に見て、漁業人口は減少傾向にあります。かく言う私の地元も、毎月のように人口が減り、どんどん寂しい街になってきてしまっています。この現状を打破するには、どうしたら良いのでしょうか。
漁業と聞くと、「危険な仕事だ」であったり「汚れることの多い仕事だ」であったりと、多くの人はマイナスなイメージを持っているのではないでしょうか。確かに、そのマイナスなイメージは間違ったものではないのかもしれません。
しかし、プラスなことが全くないというわけでもありません。「滅多に出会えない魚に出会える」、「新鮮な魚を食べることができる」…。漁業という仕事をよく見てみると、素晴らしいところが湧水のように溢れ出てきます。
「食わず嫌い」のように、詳しく知らずに嫌がると言うことは、最もしてはいけないことだと私は思います。だからこそ、漁業というものを知って欲しい。漁村について知って欲しい。知った上で、「嫌だな」と思うのは仕方がないと思います。ただ、知ったからこそ「漁業っていいじゃん!」と思えることもあると私は信じています。
そのためにも、Gateさんのように体験ができるようなシステムを作り、広めていくことが重要だと思いました。まずは知ってもらう。これに尽きると思います。
グループで話し合った後、全体で意見交換のタイミングがあったのですが、グループ内では思いつかなかった意見がたくさんあって、とても面白かったです。
特に「いいな!」と思ったのが、廃校のプールを用いて漁業体験を行う、というものでした。廃校となってしまった施設を活用し、尚且つ漁業の体験もできる。完璧なアイデアなのでは、と思いました(私たちのグループのアイデアではないですが…)。
こうしてグループで話し合い、全体で意見を共有し合うことは、新しい発見や考えを知ることが出来るということを、今回のワークショップで改めて体験しました。このような機会を、リテラシー内だけでなく、三重大学内でも活発に出来るような機会を作ることができればなぁ…とも思いました。
ワークショップが終わったあとは、いよいよ帰宅の時間。今年最後のリテラシーということもあり、とても名残惜しい気持ちでした。二木島駅に向かい、電車を待っている間、今回のリテラシーのこと。そして今までのリテラシーのことが、走馬灯のように蘇ってきました。
第1回のマリーナ河芸で初めてリテラシーに参加したときは、まだ右も左も分からなかった私も、2回、3回と回を重ねるごとに、少しずつではあるものの、自然との触れ合い方、危険への対処の仕方などを学び、アウトドアをする人として成長できたのではないかと思います。
また、こうして無事全5回のリテラシーを終えることが出来たのは、多くの先生やスタッフの皆さん、ガイドの方々、そして一緒に自然環境リテラシー学を学んだメンバーのおかげだと思います。
来年も自然環境リテラシー学を学ぶことが出来る機会があるかどうかは分かりませんが、学ぶことが出来る時は、より自然というこの世界の中で生きる生き物として、ひと周り大きくなれるように、精一杯頑張りたいと思います。
そして、もしこれまでのnoteを読んで、自然と触れ合うことに興味を持った方がいたら、是非挑戦してみてください!絶対に後悔しない、素晴らしい体験になること間違いなしです!
…というわけで、長々と書き連ねてしまいましたが、この辺で締めさせていただきたいと思います!今までありがとうございました!
○今回お世話になった方
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Gate二木島ラボ さん
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