この旅の買いつけ;甘栄堂の帆立最中
【甘栄堂の帆立最中】
和紙のようなざらつきのある包装紙に包まれた最中を取り出せば、
出てきたのは、貝の形をした最中でした。
その貝は、どうやら帆立のようです。
合わせられた2枚貝の中には餡が入っているのでしょう。
それも、たっぷりと。
だって、横から見るとなだらかな山のように膨れているのが見てわかるから。
さぁ、いただきます。
で、ひと口。
さくりという最中に、やっぱり、たっぷり入っていた白餡。
甘くて美味しい。
そして、ところどころに黒胡麻も入っていました。
これは、少々驚き。
控えめに入っている黒胡麻。
でも、黒胡麻の風味で白餡の甘さに変化をもたらしてくれる。
奥歯でしっかり胡麻を砕こうとゆっくり食べるから、時間をかけて味わえた。
上から下までやっぱり、たっぷり餡は詰まっていた。
ふぅ、ごちそうさまでした。
もっと買っておけばよかった、と少し後悔をしつつも、
いや、1個だから大事に堪能できたのだ、と思えた、もなか様でした。
11月に入れば、アップルパイもあるそう。
お店の方が申し訳なさそうに、そう教えてくれたけれど、
アップルパイ以外にも甘くて美味しいものに出会わせてくれました。
ありがとうございました。
((ps.やっぱり、もっと、買っておけばよかったかなぁ。))