『死にたいって誰かに話したかった』今年のベスト本
読み終わった。
あー。良かった。この本買って。
今年は仕事がつら過ぎて現実逃避もあって
けっこうたくさんの本を読んだ。
今年は神保町の古本屋で何十年ぶりに
吉本ばななさんの
『キッチン』を改めて読んで心を揺さぶられた。
そして次の心を揺さぶられた本。
『死にたいって誰かに話したかった』
これもこの先
手元に置いておきたい本になった。
登場人物それぞれ、かなり深い
生きづらさを抱えてる。
5人それぞれの生きづらさ。
どうしようもない生きづらさ。
でも私はこの5人の
どうしようもない生きづらさを
全部少しだけちょっとづつ持ってる。
ドロドロしてて、情けなくて、
みっともなくて恥ずかしいソレは
私の中に確実にある。
本当は認めたくないけど確実にある。
今はソレにどう折り合いを
つけていいのかわからない。
でもこの本を読んで何だかちょっと
自分の中のソレと
向き合う取っ掛かりを掴めそう。
私は幸せになりたいと思うのは
誰かに証明しようとしてる。
私は幸せになって幸せになった自分で
復讐しようとしてる。
だから心で感じてる事と
頭で考えている事の辻褄が
合わないのかもしれない。
「本」との出会いってすごいよね。
誰かと出会う事と同じぐらい大事で
重要だと思う。
人との出会いより安全で
じっくり、ゆっくり進めていけるのが
最大の良さだ。
そして良い出会いだった場合
人生も変えてくれる。
本は私の人生に欠かせないもの。
#読書感想文
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