「noteを始めました」の災難。
私はカフェでコーヒーをじゅるじゅると啜りながら悩んでいた。
賞に応募しようとしていた短編小説の締め切りが迫った今になっても、一向にストーリーが浮かばないという緊急事態に陥っているのである。
小説を書くにあたって、長編であろうが短編であろうが一番大事なストーリーが浮かばないとなると、もはやお手上げ状態であろう。
犬で言ったら、お腹見せて舌出してハアハア言っているレベル。
「おかしい、実におかしいよ」
私のアイディアの中身は現在、一人暮らしの冷蔵庫の中のようにすっからかんだ