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ツルギキョウとツルニンジンを探しに高尾・城山へ―今日のお花たち その28

 先週の月曜に、高尾山から小仏城山を歩いて、ツルニンジン、ツルギキョウ、ツルリンドウのツル三兄弟を探したが、ツルリンドウしか見つけられず。そのリベンジで8連勤の翌日、17日に訪れた。

 高尾駅7時12分発のバスで、蛇滝口下車。カタツムリさん、おはよう。

 ツルギキョウは、蛇滝遊歩道にあるようだが、はっきりした場所がわからなかった。たまたま同じコースで登っていた年配の女性に場所を教えていただいた。ひとりでは見つけられなかったと思う。この場を借りて、お礼を申し上げたい。

ぽろりと涙をこぼす、ツルギキョウ
多分、ハコベの仲間

 双子のヤマホトトギスを見つける。花の中から、花火が上がっているみたい。

 登り始めたときは、霧がかかっていて、幻想的な景色。

 薬王院の参道も霧にけむって。

 テオ・アンゲロプロスという、ギリシャの映画監督は、よく霧のかかった風景を撮る。父に会おうと、ドイツを目指して旅をする姉と弟を描く『霧の中の風景』(1988)という作品もあるくらい。彼の映画の登場人物になったような気分を味わう。

『霧の中の風景』のラストシーン

 先週、スルーしてしまったカリガネソウ。

 おなじみ、シュウカイドウ。

 高尾山頂付近のにゃんこ。登山客が広げたマットにわがもの顔で寝そべる。面の皮、厚め(笑)。

 ゆうゆうと朝寝中。

 一丁平のツルリンドウ、再見。 

 小さくて可憐なあなたが好き。

 地べたを這うようにしている方も。

 ツリガネニンジンも雨(朝露?)に濡れて。

 先週、見過ごしてしまった、キバナアキギリ。

 城山近くで、ヒガンバナ登場。

 白花も。

 植栽のタチアオイ。

 城山山頂のヒガンバナ。昨年亡くなった城山のにゃんがしのばれる。

 城山から林道を下る。フジレイジンソウの見頃は、もうすぐ。

 クサボタン、くるりん。

 色薄めのツリフネソウ。他の方が立ち止まって写真を撮っていらして、気がついた。

 ジャコウソウの開花は、もうすぐ。

 キクもシャワーを浴びて。

 ツルニンジンは一丁平付近にあるはずだが、私は見つけられず。もう一箇所、日影のものをやっと見つけたときは、本当にうれしかった。これからたくさん咲きそう。

 ヤブマメ。ちょっとステキな紫の君。

 先週も見た、カラスウリの花は、実とセットでパシャリ。

 あなたは?

 下りてきたら、すっかり晴れて、天気の急変に驚いた。民家のヒガンバナを見て、本日の山行終わり! 日影11時43分発のバスに乗って高尾駅へ。


 最後までお付き合いくださり、ありがとうございした。みなさまがよい休日を過ごされますように。

 

 


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