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凍れる払沢の滝から浅間嶺へ

 22日、払沢(ほっさわ)の滝が65%凍結していると知り、急きょ行くことを決めました。6時22分、武蔵五日市駅発のバスに乗り、払沢の滝から一番近いバス停で降りました。

 払沢の滝にたどり着く前にも、こんな氷の彫刻がありました。

 払沢の滝に到着すると、朝早いですが、他にも何人かの方がいらしていました。この日は、50%の凍結だそう。1日でそんなに変わるんですね。晴れの日が多かったからか、以前見たときと比べて氷のボリュームが若干少なく、迫力に欠けています。けれど今季はこれ以上は望めないと思うので、満足です。

 後は、里山を通り、浅間尾根(せんげんおね)を歩きます。時坂峠に行く途中で、見事な福寿草の群落があったのですが、写真を撮り忘れてしまいました。返す返す残念です。

 里山ではミカン類の実がたくさん実っています。

 山の神様をまつっている、小さなほこらがありました。

 樹林帯で見晴らしが悪い中を歩きます。これからの季節は、さぞかし花粉が飛ぶことでしょう。

 少し見晴らしがよくなりました。山肌が落葉樹と針葉樹でパッチワークになっています。

 やっと気持ちいい、落葉樹の道に出ました。

 本日のピークである浅間嶺(せんげんれい)、903メートルに到着です。

 残念ながら、富士山は裾野の方がちらりとしか見えません。

 またほこらを見つけました。

 落葉樹の気持ちのいい道を歩きます。

 木の間から、大岳山(おおだけさん)が見えます。

 枝にカバーされていますが、御前山(ごぜんやま)も。

 三頭山(みとうさん)もくっきり。奥多摩の山々に丹沢方面も見える、展望の山歩きでした。

 なあんて書きましたが、方向音痴ということもあり、自分では見えている山を即座に判別できません(泣)。三頭山は、他の登山者の方に教えていただきました。その方はアプリを入れているということでしたので、私も入れようと心に決めました。

 浅間尾根登山口まで下山しましたが、バスが来るのはおよそ1時間後です。寒い中、11時55分のバスを待ちました。来年、払沢の滝の凍結と、福寿草の時期が重なれば、また来たいと思えるコースでしたが、帰りのバスの本数が少ないのが難点です。


 最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。払沢の滝の結氷率は下記のサイトで見られます。みなさまが山に登った清々しさを少しでも味わえますように。



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