数字に弱いスタッフがいると、めちゃくちゃ振り回されてしまう。
もういい加減してくれ!
そんな最悪の報告が入った。
鳴り物入りで入ってきた、
幹部スタッフからなのだが、
悪い状況になると、
次々負の連鎖が起き出した。
最悪なのが、
改善できるところは何かあるの?
と聞いたら、
いろいろ構想は話してくれるのだが、
その全てが、
これから進めて行きます。
という返事だった。
つまり、結果が出てないのだ。
さすがに、お人好しの私でも、
気持ちが切れてしまった。
この人ではもう無理だわ…
ってね。
残念ながらこのスタッフは、
感覚的な営業戦略しかなく、
あまりにも数字的根拠が乏しい。
数ヶ月前から、
収支表と収支予測をしっかり見てほしいと、
何度も話してきたが、
全く見てこなかったのだ。
業績が悪いのを、
誰かの責任に押し付けたりしたくないと、
常々思っていたのに、
こんな露骨だと救いようがない。
本当に残念である。
これでは、
事業部どころか、
会社そのものがおかしくなるので、
大幅な事業縮小をすることを、
決断することにした。
無理やり解釈すれば、
縮小することに対して、
背中を押してくれたと、
考えるようにしたい。
正直、腹はたつよ。
でも、グッと堪えて、
笑いながら話をしている。
ああ、ストレスがたまる!