笑顔で共に学ぶ妙高っ子~質の高い教育をみんなに~
妙高市には県内唯一のイエナプラン教育モデル校があります!
イエナプラン教育って何!?
皆さんは子供たちにどんな大人になってほしいですか?
答えは様々だと思います。
でも、その一人一人が考えていることが正解です。
講師の丸山先生は「一人ひとりが多様な幸福感を持つ子」になってほしいとのことでした。
12月21日に第4回妙高市SDGs普及啓発ウェビナーが行われました。
講師に妙高市こども教育課指導主事の丸山文雄さん、国立妙高青少年自然の家次長の室井修一さんをお招きし、講義をしていただきました!
テーマは「笑顔で共に学ぶ妙高っ子~質の高い教育をみんなに~」
ESD教育の大切さを熱弁していただきました。
まず初めに、冒頭にあったイエナプラン教育とは。
ざっくりいうと子供たちが自主的に学ぶ教育。
黒板がなく、対面式の教室ではなく、リビングルームのような開放感ある部屋でサークル状になりみんなで対話をしながら学習を進めます。
学習環境は自分で決められ、自分たちで学習計画を立て(ブロックアワー)異学年と共に学んでいく(ファミリーグループ)
先生たちは目の前の子供たちに応じた支援をし、裏方に回ります。
妙高市では新井南小学校がモデル校に指定され(県内で初)、国語の時間を10時間減らし、総合学習の時間を10時間確保しました。
令和7年には妙高型イエナプランが開始されます。
イエナプラン教育に似たことは国立妙高自然の家での学習で今まで行っていたことと同じです。
自然に囲まれた何もないところで子供たちにいきなり遊んでいいよというと…
人それぞれに考え、やってみたいことが浮かんできてどんどん遊びが大きくなっていく。
十人いれば興味も十個出てくる。自然は無限だから、その興味に当てはまってくる。教科書で観て聞くのと、実際に体験するのでは違う。自分で体感することで五感で覚えていて、そのことに意味があります。
本物体験することで実際に、思ったこと、感じたことを表現する力が豊かになり、コミュニケーション能力も上がったとの声もありました。
この積み重ねが大事だと室井さんはおっしゃっていました。
外国語教育
妙高市には8人ものALTがいる。幼稚園・保育園、小学校、中学校と続けて英語教育を受けることができる。
ALTの先生は表情豊かに体を使って教えてくれるからとにかく楽しい。子供たちも英語の時間が楽しみになっているとのことでした。
ICT教育
タブレットを使った教育。一人一台もち、使いこなしている。
ブラインドタッチしている子や、メモ機能を有効活用している子もいる。
しかし、まだ道具としてみていない。
これ使ってもいいですか?と聞かなくても使えるようになってほしい。
また、遠隔交流をしている。
市内の小中学校や、姉妹都市、外国との交流もしている。
大人は未来から今を見てSDGsに取り組んでいるが、
子どもたちは今この瞬間を生きている。
今→未来を見ている。
今までの子供観の脱却を図り、新しい教育をしていきたいと締めておられました。
イエナプラン教育、とても興味深いです!自分の興味があることを小さいころから育てていくというのは将来の自分にとってとても大切な経験だと思います。
田中も子供に戻ってイエナプラン教育を受けてみたいな~
総合学習の時間って興味深いものがたくさんあって刺激的だったことを思い出しました!
妙高にイエナプラン教育がどんどん広まっていくといいですね!