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【読書日記】 「言語化の魔力」を読む
どの著書を読んでも共感を覚える、樺沢紫苑さんの最新刊。図書館の予約待ちでようやく順番が回ってきて読みました。
第一刷:2022年11月10日
発行元:株式会社 幻冬舎
著者:樺沢 紫苑
内容:精神科医として30年の経験と、YouTubeで4000超の悩み相談に答えてきた実績の集大成!著書累計220万部突破の、大人気精神科医が贈る、究極の「悩み」解消本!!(Amazonより)
「悩み」とどう向き合うかについて一冊書かれていた
「あの人は悩みなんかなさそう」「悩みのない人はうらやましいなあ」など、他の人を羨ましく思うことが私にはありました。
この本を読んで、「悩み」の範囲は非常に広く、ほんの小さいものから大きいものまで、「悩み」のない人はいないのかもしれないと思いました。
「悩み」が深刻な健康問題になるとよくないのですが、ある程度の「悩み」をクリアしながら過ごすのが人生というものなのだろうと前向きに考え直すことができました。
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そんな、「悩み」をどうとらえ、どのように対処していくかについて、見事にまるごと一冊書かれていました。
「このようにするとよい。」と具体的な対処法について書かれ、
「それでもうまくいかない人もいるでしょう。そのような人は、こんなふうにしましょう」という繰り返しや、「最後の究極の方法」にも共感でき、説得力がありました。
私が特に印象に残ったこと3つ
私が特に印象に残り、これからの過ごし方・考え方に活かしたいと思ったことを3つあげます。
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その悩みは自分がコントロールできることかどうか
何か課題にぶち当たったとき、まず、「これは、私のコントロールできることかどうか」をまず考えようと思いました。
客観的に見て、どう考えてもコントロールできないことであれば、そこに時間をかけることは無駄であるばかりかマイナスになります。
以前の私は、ぶち当たったことは全て自分でなんとかしなければならないと思い、真っ向から向き合ってきました。
それで解決したものもあればそうでないものもあります。
今考えると、「どうせ解決しないのにクヨクヨして損をした」気分です。
その頃はそうしないといられなかったのですね。
でも、これからはコントロールできるかどうかを見極め、コントロールできることに細分化して取り組んだり、上手にスルーしたりしようと思います。ネガティブなことは一回ルールで
ネガティブな話は何度も繰り返さないようにしたいです。
ネガティブなことを何度も話していると、そのことが頭の中にしっかり刷り込まれ記憶されてしまう、精神的に戦闘状態に陥ってしまう、聞いている人が嫌になるなど、悪いことばかりです。
中でも、聞いている人が嫌になるということについては、私も何度も経験しています。
自分には全く関係のないことなのですが、ネガティブな話を「聞かされる」と、気分が滅入ってしまいます。
こちらまでネガティブモードになります。
私もそのように相手を不快に思わせたことはたくさんあったでしょう。
ネガティブな話はできるだけしない、もしするときには一回だけにする。これを心がけたいです。普段から「視野狭窄」にならないように気をつける
悩んでいるときには「視野狭窄」になってしまうものだそうです。
「これしか見えない」「人がなんといおうと、こうなんだ」といった感じですね。
「視野狭窄」は次の「視野狭窄」を生み、どんどん循環していくように思いました。
そのため、いったん、「視野狭窄」のループにハマると、なかなか抜け出せない、少なくとも私はそういう傾向があったかもしれません。
そのため、普段から「視野狭窄」にならないように気をつけようと思いました。自分のしたことを時々立ち止まって見直す、「集中しすぎたな」と思ったらちょっと離れて視点を変えてみるといったことを普段から心がけたいです。
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この本の、私なりのキーワード10個
・「解決」ではなく「解消」
・コントロール感
・「今」にフォーカス
・スルー力(りょく)
・ロングショット
・アウトプット
・あきらめる
・「とはいえ」
・「それはそれとして」
・他者貢献
悩みをどうとらえ、どう対処するかについて、非常に具体的にわかりやすく書かれた本でした。
元気が出ました。
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