【読書日記】 「機嫌のデザイン」を読んでご機嫌になった
タイトルを見て無性に読みたくなりました。
サブタイトルに「まわりに左右されないシンプルな考え方」とあります。
私がめざしているものに似ているようだ、もっとヒントがほしいと思い、読み出しました。
最も印象に残ったことは、著者の秋田道夫さんのお人柄。
優しい方なんだろうな、
穏やかな方なんだろうな、
周囲のひとをひきつける力のある方なんだろうな、
いろいろなことをご存知の方なんだろうな。
言葉の端々に、そのようなことが感じられる文章でした。
今の自分によく響いた言葉をあげます。
「まわりに期待しない」とは、なんだか冷たいような気がしますが、その通りだと思うようになりました。
期待するから、それがかなわなかった時に嫌な気分になるのですね。
全てのことについてうまくやろうと思っても、そううまくいきません。
そうであれば、最初から自分にとって不要なもの、メリットにならないものを「スルーする、期待しない方がよいのでしょう。
そう思うと、肩の力が抜け、楽になりました。
もうひとつ。
場所に対しても人に対しても、ちょっと嫌だな、疲れるなと感じたら、そこから離れることを勧めておられます。
最近の自分を、言葉で表すとこうことだ、と改めて思いました。
私が悩んでいた時、「自分にとってメリットのある人とだけ関わればよい」と知人に言われました。
これはあらゆる人に通じることだとは思いませんが、今の私にはよく響きました。
いろいろ経験してきた自分、これから新しいことをやろうとしている自分にとっては、デメリットになることはどんどん削ぎ落としていいんだよ、と秋田道夫さんも言っておられるような気がします。
素敵な言葉に惹かれ、秋田さんのXをフォローしました。