産業保健師がメンタル相談にのれるか問題
保健師免許はあれど、カウンセリング経験は?
さてどうでしょう
実際、産業保健師って保健師免許はあれど、カウンセリング経験は?
傾聴も学校で演習したくらい?
していない可能性も。
保健指導では、社員に攻撃され、(攻撃して!?)
一方的な会話が多い・・・?
指導しなきゃいけないって思いこんでる・・・
傾聴に自信がなくなっていく・・・
「保健指導」や「事後措置」って、、、言葉のイメージも良くない
(なんとかしてほしい〜 例:からだおもう面談・健幸戦略面談 とか )
一番不安に感じておられるのは人事担当の方だった
そう、いつもそんな面談をする人、という人格と重ねてみられてしまうと、「あの人にメンタル不調の人のお話は聞けないでしょ〜」
って思われる。
社員さんも「え、あの人に?」ってなるかも。
そして、聴きすぎるタイプも危険
傾聴が板についてしまって、「聴くほうが楽」な保健師もいる。
聴いて終わり、みたいな?
終わったらまだいいけど、最後に、言いたいこと言う、みたいな?
どっち?
いや、どっちつかず、なんですよね。
結果、「保健指導」「指導しなきゃ」ってモードをお餅。←お持ち笑
で、保健師さん、どうしたらいいの?
と聞かれて「は?」っとなるかハッとする。
目が覚めるのです。
「そっか、保健師は話を聴くだけじゃ駄目なんだ❢」
聴くだけでなく、◯◯◯◯◯ト と◯◯共有
そう、傾聴と積極的傾聴、その違いも習ったかもしれないですね。
だけど、それで終わるのはその先にアジェンダがあってこそ。
カウンセラーさんのお仕事。計画的にカウンセリング。
悩みを話しに来た社員さんに対し、産業保健師の場合、
これだけじゃあダメなんです・・・
逆の立場だったら・・・?
「で、私、どうしたらいいんだろう・・・」
「話ししただけで、会社の人に報告されるのかな・・・」
っと、次の一歩がでない。
これならば誰にでもできるかもだけど、「アセスメント力」
を是非使ってほしい。
看護で学んだアセスメント力を活かして!
看護とは、すべての人間の反応を看ること。
看るとは、観察し、痛みや不安を軽減、安楽に過ごせるよう
ケアすること。
もちろん、見守ることもケアに入りますが、メンタル不調の場合、
見守るだけでは、その方は安楽に向かいません。
これまで、ずっとひとりで苦しんできたのですから・・・
そこで、アセスメント。
どんな状態?
リスク要因はなに?
重症?
キーパーソンはいる?
これから考えられるリスクは?
傾聴しないと色々と展開できないことがたくさんある
つまり、保健指導を「指導」してしまっていると、いざという時、
「あの人に話したくない」
と言われてしまいます。
保健指導も傾聴モード満載でしていたら・・・
やってみよう 保健指導の導入は傾聴モード満載で❤
これには、いくつかコツがございます。
「この人のこと、信用しよう」っと思う人って
どんな人?
くら〜い感じの人? ><
大きな声を出す人? ><
口が軽い人?うわさ好きな人? ><
そんな刷り込みイメージがなければ、
信頼関係の入り口はすぐそこ。近いです。
保健師っていうだけで、信頼度90%以上あり。
それを下げなければいい。
そのためにも面談のはじめの20分。大事。
導入。
面談導入、大事にしてトライしてみて!!
90%以上ある信頼を、維持する!!
もしくは、100%に近づけること。
それが面談の導入期です。
その後、どれだけオープンになっていただけるか、
本音を話していただけるか、
安心の場だと認識してもらえるか
がかかっています。
ドアをノックするところから。
あるいは、目を合わせる瞬間まで。
見られてないと思ってはいけません〜
見えてます❢❢ (穿いてます!ではないですが笑)
「メンタル不調っぽいから面談してもらえる?」
っと、人事に言われたら、さあ、どうする?
なにを確認する?
準備は? あなたのこころが一番大事。
こころの穏やかさ。
寛容さ。
承認。
動じないこころ。自信。
オープンさ。
正直さ。
もし穏やかな気持ちにリセットできなければ、
しっかり休養して。そしてバトンタッチ。
多少のショッキングな出来事にも動じるようでは
面談後、正しい判断ができません。
面談後はリスクに応じて情報共有を
リスクを挙げ、情報を整理したら、情報共有する範囲を決めましょう。
そして今すぐ、なのか、明日でよいのか。
を判断して、情報共有、事例検討、今後の計画。ですね。
保健指導・・・前半、導入期、めっちゃ意識してみて。傾聴の練習になるよ。
最後までお読みいただきありがとうございます❢
産業保健師がもっと社会にオープンになる日を夢見る保健師です♬
スキ・フォローで応援よろしくお願いいたします(^o^;)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?