おうちで船飯!カレーが食べたくなっちゃうお皿 #暮らしの中で船旅気分②
金曜日はカレー日和! 船員さんのかわいいメッセージで、心もおなかも満たせるお皿。
みなさま、こんにちは!
歴史と読書が好きなミュージアム部プランナー・ささのはです。
突然ですが、みなさまは海はお好きですか?
実は私は、海を眺めたり波の音を聞くのがすご~く好きでして……
歴史+海=好きなものが組み合わさると最強!という単純な理論で、江戸時代にペリーが来航した横須賀周辺に歴史を学びに行ったり……
民俗学観点からも海を知りたくて、海女さんをはじめとする、海とともに生きる人々の暮らしを学べる博物館に足を運んだり……
海外の海洋事情が知りたい!と、はじめて日本に辿り着いたヨーロッパの国・ポルトガルのミュージアムをうろうろしたりと、さまざまな角度から海を学び親しむ人生を送ってまいりました。
そしてこの度、ミュージアム部が「帆船日本丸(初代)」とコラボグッズを作ることが決定したのです!
元々、海&海と生きる人々の歴史や文化に、興味津々の私。
帆船日本丸とのコラボ企画を目にし、脳裏に浮かぶのは帆に風を受け、青い海を進む帆船。そして、それら船を動かす人々の情熱……。
「私も何か、海や船に日常で親しめるようなグッズを作ってみたい!」と考えてしまったのは、もはや必然……!
という訳で「日常で船旅気分を味わえる」ふたつのグッズが完成しました!
このnoteでご紹介するのは、その①!
船員さん気分で食事を楽しめる「カレーにぴったりなお皿」!!
お皿には「船員さんの暮らしや文化にまつわるポイント」を取り入れました。中でも、アイテムの大きなコンセプトになっているポイントはふたつ!
ポイント① みんな大好きな船飯・カレー
ポイント② 手旗信号
例えば「キ」の手旗信号はこんな感じの動き!
旗を持った両腕をピシッと動かすことで、相手にメッセージを伝えます。
そのほか「船上生活の食にまつわるエピソード」などで彩った、かわいいボウル。デザインは3種類ご用意しています!
〈ハラペコのボウル〉
船員さんが一生懸命「ハラペコ」と、手旗信号で空腹をアピールしてくれるデザインの器です。器に登場する手旗信号はこちら!
ちなみに、お皿にデザインした船員さんの間・一文字ごとの区切りにあるヒトデのようなモチーフは、実は船員さんに必須のロープの結び「ロープワーク」の意匠をイメージしているんです。
お皿のデザインには、星形の装飾的な結び目・スターノットを採用。手旗信号の各字の始まり・終わりに取る姿勢「原姿」の代わりに入れた、“言葉の結び”イメージの意匠です!
◆お皿側面
側面デザインには、船乗りあるある!なデザインをかわいく取り入れました。こちらのお皿には「出港前、船に積み込まれる食料品の段ボール」をデザイン。
帆船日本丸にも、バッチリ食料品が積み込まれている展示がありました!
◆お皿底面
おいしくごはんを食べ終えたら覗くのは、「積み込んだ食料品で作った、大鍋に入ったカレー」。乗員が100人をゆうに超えることもある船。
大鍋&具材をかき混ぜるための大きな木べらは、大勢のおなかを満たすために必須のツールなのです◎
帆船日本丸では、夜食を含めて1日4回、百数十人分の食事を作ったのだそう! 揺れて傾く船内での調理、頭が下がります……!
〈カレーガスキのボウル〉
船員さんが「カレーガスキ」と、カレーへの愛を手旗信号でアピールしてくれるデザインの器です。器に登場する手旗信号はこちら!
◆お皿側面
こちらのお皿側面には「できたてのカレーライス&みずみずしいサラダ」をデザイン。
ちなみに船舶職員を育成するための練習船では、乗船訓練の初日の夕食としてカレーライスが登場するのだそうです!
香辛料がふんだんに使われるカレーは、匂いを嗅ぐだけでおなかが空いてきて、航海初日の緊張もほぐしてくれること間違いなし^^
◆お皿底面
おいしくごはんを食べ終えたら、「配膳に使われるステンレス製のお皿」や「船内の収納に役立つ、穴付きのカトラリー」が覗きます。
金属製のお皿なら、揺れる船内で落としてしまっても割れる心配はありません。穴付きのフォークは収納時にしっかりと掛けて固定しておけるので、船体が大きく揺れても落ちることはありません。船内での収納を効率的にするための工夫も感じられますね^^
船のメンテナンス業務を担当し、安全な航海を守る機関士さんたちの食堂を見学しました!
〈ゴチソウのボウル〉
船員さんが嬉しそうに「ゴチソウ」と、手旗信号でおいしいごはんへの喜びをアピールしてくれるデザインの器。器に登場する手旗信号はこちら!
◆お皿側面
こちらのお皿側面には「長い航海の中で、避けては通れない嵐」をデザイン。
帆船日本丸の調理室の食器棚には、食器が飛び出してしまわないようストッパーが取り付けられていました。
◆お皿底面
おいしくごはんを食べ終えたら、「非常事態でも火を使わず安全に食べられる乾パン」「お祝いなどで出されることもある、おいしいビール」が覗きます。
高さ約5cmのボウルは、肉じゃがやポトフなど汁気のある料理、ボリュームたっぷりのサラダなどを盛り付けるのにも大活躍♪
ちなみに今回のボウル、「うすかる食器」といって、一般的な磁器製品よりも約30%軽いのが特徴の食器なんです◎
サイズ、深さ、重さすべてにおいて扱いやすいボウルに、お好みの「〇〇船カレー」や「〇〇艦カレー」などのレトルトをよそえば、推し船のカレーをもっと楽しくおいしく味わえること間違いなし!
実際に航海に出ることは難しくとも、ご紹介したお皿でごはんをモリモリ食べたら、きっと暮らしの中でも船旅気分を味わえます。
「カレーが食べたくなるボウル」を通じて海や船を身近に感じることで、みなさまの毎日がより楽しくなりますように!
同時発売の、暮らしの中で船旅気分が楽しめるグッズはこちらから!
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