古来の宝物で爪を彩る。正倉院展と一緒に作ったジェル風ネイルシール #正倉院展コラボグッズ ②
指先に虹色のきらめきを宿して。
螺鈿細工が麗しい正倉院宝物にインスピレーションを受けて作り上げた、ジェル風ネイルシール。
みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、フェリシモ「ミュージアム部」プランナーのささのはです。
みなさまは「正倉院宝物」という言葉を聞いたことはありますか?
歴史好きを名乗りつつ、実のところ主に中世の終わり~近現代の史学に興味を集中させていた、プランナー・ささのは。
そんな私にとって「正倉院宝物」は少し遠く感じる存在だったのですが、今回、魅力的な宝物の数々の中でも貝を用いた「螺鈿細工」が美しい宝物に心奪われてしまいまして……。
どれも本当に美しく、実際に手に掲げて、様々な角度から光り輝く宝物のさまを堪能したい気持ちがムクムクと湧き出ます。
しかし、宝物は古代から現代に至るまで、多くの人々が守り受け継いだ貴重な遺産。どんなに憧れても、現代の一般市民として生きる私がおいそれと手に取って楽しむことはできません……><
正倉院宝物を彩る螺鈿が放つ美しいきらめきを、現代人が手もとで楽しめるものに、なんとか落とし込めないものだろうか……。
そんなことを考えたプランナーが、「第74回 正倉院展」とコラボして、螺鈿細工に彩られた正倉院宝物にインスピレーションを受けた「ジェル風ネイルシール」を作ってみました!
今回正倉院宝物を元に作り上げたデザインはこちら。
〈螺鈿紫檀五絃琵琶〉
べっ甲風デザインに、螺鈿をイメージした箔が映えるこちらのネイルシールは、国家珍宝帳に記載された楽器「螺鈿紫檀五絃琵琶」をモチーフに。五絃琵琶はインド起源と伝わっており、頭部分が折れ曲がらない直頸形式を特徴としています。螺鈿・玳瑁(べっ甲)貼りなどの技法を駆使して作り上げられた文様は、まさしく華麗の一言……!
〈螺鈿紫檀阮咸〉
宝物の素材としても使われている紫檀の木目風デザイン&螺鈿イメージの箔の組み合わせが一風変わって面白いこちらのネイルシールは、国家珍宝帳に記載された楽器「螺鈿紫檀阮咸」をモチーフに。月琴をベースに生まれた楽器で、円盤形の胴と長い頸が特徴です。楽器名の「阮咸」は中国晋代の文人である「竹林の七賢(七賢人)」の一人の名前にちなんでいるのだそう。なんでも阮咸さん、「螺鈿紫檀阮咸」と同じ種類の楽器が大好きでよく弾いていたようで……後世で自分を由来に名付けられたと知ったら、さぞかし驚き喜ぶことでしょう。
〈八角鏡 平螺鈿花鳥背〉
しっとりした黒のベースを、螺鈿風箔や赤や緑の宝石デザインで華やかに彩ったこちらのネイルシールは、鏡の背に螺鈿細工で花鳥文をあらわした鏡「八角鏡 平螺鈿花鳥背」をモチーフに。めしべ・おしべ部分に赤い琥珀をちりばめた宝物は、黒い樹脂のような素材をベースに用いていることで、文様やトルコ石の欠片がよく映えています。
国家珍宝帳に載っているのも納得の、とても美しい鏡です!
繊細な輝きをオーロラ箔で再現。優しい虹色に輝く様子は、まるで本物の螺鈿細工のよう!
ネイルシールの使い方はとっても簡単。爪の先端に合わせてシールをのせるだけ! 仕上げとしてお手持ちのトップコートを塗っていただくと、持ちがよくなります。
ネイルシート2枚セットでお届け。両手の爪に貼る場合、約2回楽しめます。
※使用可能回数については個人差があります
爪に貼ってお手持ちのトップコートを塗るだけで、プロにお任せしたような仕上がりに。ジェルネイルみたいなぷっくり質感が、高級感をかもし出します♪
あなただけの宝物のきらめきを、お手もとでお楽しみください。
年に一度、倉に納められている宝物の点検を目的に勅封が解かれるのに合わせ、2週間のみ開催される「正倉院展」。
本年・2022年の「第74回 正倉院展」は、奈良国立博物館にて10月29日(土)~11月14日(月)まで開催!
貴重な宝物の公開を、どうぞお見逃しなく……。
\正倉院展×ミュージアム部/
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