あこがれの読書ログ、映画ログ
アンチマンとタクシードライバーのことを書いた記事が、結構読んでもらえているようで嬉しい。
読書感想文、マンガ感想文ということで思い出した。
読書ログや映画視聴ログをつけたいなあと考え続けて、早何年。
日記は結構マメにつけるのだけど、読書ログや映画ログは、とれたためしがない。
読書(視聴)中には完全に忘れているし、終わったあとも余韻に浸っているうちに忘れてしまう。
思い出した頃には、別の本を読み始めていたりして、ログという気分でもなくなっている。
それから多分、あまり新作に触れないというのがあると思う。
月に15本映画を見るとしたら、大体その半分はかつて見たことがあって気に入っている映画だったりする。
それを家事のあいまにBGVとして垂れ流している。
感想もなにもないのだ。
読書も似たりよったりだ。
映画よりは新しい(新旧ではなく未読の)ものに触れることが多いが、それでも1/3くらいは既読の本を何度も読む。
世の中には、一度読んだ本は処分するというひともいるらしい。
本のジャンルにもよるが、個人的には信じられないことだ。
わたしの内容を知っている本を何度もくり返し読むという行為についても、率直に「意味が分からん」と言われたことがあるから、両者の溝はマリアナ海溝のごとく深い。
セリフを諳んじるくらいくり返し読んだり視聴したりするくらいだから、そういう愛着のある作品の感想文を書けばいいのかもしれない。
でもやっぱり、見ている最中には思い出さないし、見終わった直後にも思い出さないのだ。
向いてないんだな、実際。
向いていないらしいので、なおさら憧れが募る。
膨大な数の映画の感想や考察を更新し続けているブログなど、好きでたびたび読みにいくし、ブクログで鋭い考察を見かけると「そんなとこまで気がつかなかった…!」と、感心してしまう。
ああいうのを書けるとカッコいいよなあ、と、思わないではいられない。
ちなみにわたしは読書も視聴も、作品の内容に衝撃を受けると先に進むことができずに止まってしまう。
それっきり再開できずにいる本も映画も、実は結構あったりする。
パッと思い出せるのは、ゴールディングの「蝿の王」だが、かなり序盤でつまづいたきり4年経っている。
また読み始めるとしたら最初からじゃないと内容を思い出せないだろうな…
次は最後まで読破したい。
今度、読書か映画視聴のあとにログのことを思い出したら、ここで感想文をアップするぞ。
思い出せたら、だけど。
では、また。