作り置き暮らしの冷蔵庫事情
前回に引き続き、今回もうちの食生活に関するお話。
今日は、買い出しした食料をどんな風にストックし、どう使いまわしているのか、書いていこうと思う。
前回の、買い出ししたものを並べてみた記事はこちら。
この4年ほどですっかり自炊と作り置きの生活が身についた。
もとから料理はするほうではあったけれど、生活保護で暮らすようになって、さらに自炊の腕が上がったように思う。
調理そのものもそうだし、食材ストックも自分にあった方法を見つけてうまく続けられている。
自炊生活の重要ポイント
自炊生活を送るうえで重要になってくるのは、やっぱり「自分が続けやすい方法を見つけること」だろう。
世の中でどれだけ評価されている方法でも、自分にあっていなかったら結局続けられない。
経済状況、生活環境、自炊に割ける時間・気力・体力、アレルギーの有無や好き嫌い、そして自炊自体がどこまで必要か、そういったポイントはひとによって差があり、一概に「これさえしておけばOK」という正解はない。
食事そのものは当然毎日のことなので、手間は小さいほどいいだろう。
毎日何時間もかけて自炊することは現実的ではないし、せっかくの食事であるならそこそこの満足感は得たい。
そのためにも、まずは自分のライフスタイルにあった自炊方法(もしくは自炊そのものが本当に自分にあっているのか)をアレコレ模索してみて、イヤにならない、多少イヤになってもすぐ再開できる方法を見つけるといいだろう。
柊さんの自炊暮らし7原則
わたしは4年ほどかけて、今のやり方に落ち着いた。
基本はこうだ。
わたしは料理が嫌いではないし食べることは大好きだけど、料理と食事に時間をたくさん費やしたいわけではない。
「カンタンでそこそこ美味しい自炊生活」
それが、わたしの身上だ。
我が家の冷蔵庫をご紹介
ということで、ここからはわたしが日々自炊するために欠かせない相棒ともいうべき冷蔵庫を紹介する。
冷凍庫にはジップバッグがギッシリ
冷凍庫を開けてみるとまずこんな感じ。
買い出しに行ったばかりなので、中身が一番充実しているタイミングだ。
ジップバッグに入ったみじん切りニンニクとシュレッドチーズ。
その下には、薄切りタマネギのバッグと、細切れにした鶏むね肉のバッグも入っている。
冷凍できるものはみんな冷凍してある。
手前奥からピーマン、ニンジン、エノキ、長ネギ、シメジ。
その向こうは奥に豚こま肉、手前に鶏むね肉だ。
冷凍させる時のコツ
凍らせる時のコツは、バッグを寝かせて平べったくなるようにすること。凍ってきたら写真のように立てて置く。
野菜を冷凍する際は、凍り始めて1〜5時間の間に何度かバッグを揉んで中身をほぐしておくと、一個の氷のかたまりみたいになりにくい。
縦にしておくと上からすぐ見つけられるし、使いたい時に使いたい量を取り出すことができて、ものすごく重宝する。
わたしは、肉も野菜も1か月をめどに使いきるようにしている。
ちなみに、庫内に隙間なく詰めたほうが冷凍効率は上がるらしい。
冷凍庫の上の段はこんな感じ。
油揚げと、豚こま肉(下に入りきらなかった分)、アイスと保冷剤だ。
あとは鶏皮。鶏皮は作り置きの料理に混ぜると料理の臭いが悪くなるので、小さく刻んで別にしてある。
ちなみに、鶏皮をカリカリになるまで炒めて塩コショウしたやつは、臭みも気にならないし、とても美味い。
それから、いつもは白米を一食分ずつラップに包んで、ここにストックしてある。
冷蔵庫はあまり詰め込みすぎない
そして同じ日の冷蔵庫。
上段には粉類、調味料、トマトジュース(最近毎日飲んでいる)。
中段は卵、豆腐、納豆、作り置きしたおかず入りタッパーなど。
下段は野菜室で、ここにも使いかけの調味料などが入っている。
冷凍庫と違って、冷蔵庫は詰め込みすぎないほうが効率よく冷えるらしい。
とはいえ、作り置きを作った日はパンパンになってしまったりする…
冷蔵庫のサイズは、奥行き55センチ×横幅48センチ×高さ105センチ。
もうひと回り大きい冷蔵庫が欲しいけれど、これで間に合っているといえば間に合っているし、壊れてもいないので、買い替えに踏みきれない。
なんとも悩ましい。
調味料は大容量がイイとは限らない
大きめなボトルの調味料と小さなチューブの調味料など。
納豆についてきたカラシは、別の料理に使うのでちびちび溜めている。
うちでは以前チューブのカラシを購入していたのだけど、使い切らずに無駄にしてしまうことが何度もあり、買うのをやめてしまった。
わたしの知り合いにも、一般的なサイズ(300~500グラム)のケチャップを買っても使い切れないので、ファストフード店でもらうような小袋入りを買うようにしているというひとがいる。
自分の生活サイクルにあった調味料を選ぶのも、自炊でストレスを溜めないコツだ。
あと、調味料を入れる容器やタッパーを統一したい衝動に駆られることもあるけど、それらを衛生的に保つためには今以上に労力がかかるし、キリがないので手を出さないようにしている。
やはり何事も、自分が独力で管理できる物量を知ることはとても大切だ。
自分を欲求不満にしないための自炊ルール
ということで、我が家の冷蔵庫と自炊ルール色々を紹介した。
月の後半までは、ここにある食材と我が家のルールで生活していく。
もちろん突然思い立って違うものも食べる日もあるし、お菓子を買ったり、外食したりすることもある。
どちらかといえば、そういったイレギュラーな欲求にはある程度応えたい。そういう欲求をなにもかも抑え込んでストレスを溜めないためにも、日々の食事は淡々と自炊していこう!という感じだ。
今回はこんなところ。
では、また。
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