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京都くらしの編集室

京都に住むフリーライター江角悠子が、日々考えたことや人生の気付き、仕事についてのメモ。ブログには書けない本音をつづっています。最近は自己肯定感、虐待、毒親、アルコール依存症、HS…
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#毒親

健全な親子関係。

思春期になった女の子が「お父さん、気持ち悪い」とか「お父さん嫌い」と言えるってことは、すごく健全な関係だからなんだよなぁとふと思った。 だって、虐待されていた私からすると、そもそも「気持ち悪い」とお父さんに言っても、殴られないという大前提がある。そんなことを言っても「大丈夫」という安心感、「私はお父さんから愛されている」という揺るがない自信があるから言える、というか。 信頼しているんだよなぁと思う。 もしそんなこと言って、家を追い出されるような関係だったら、冗談でも絶対

私は不幸ぶっていただけなのか。

村井理子さんの「家族」を一気読みした。

今はまだ恨み節しか書けない。

「私が私になるまでのお話」を書き始めてから、いろんな心境の変化があった。 私がこの記事を公開する前、不安に思っていたことは、こうだ。 ここだけが怖かった。 可哀想な人だと思われて同情されないだろうか。変な目で見られないだろうか。離れていく人がいるんじゃないだろうか。気持ち悪いと思う人がいるんじゃないか。嫌われるんじゃないだろうか。 いざ公開してみると、表立って何も起こっていない。私がブログ講座でもよく言ってるけど、誰も読んでいない…だ。これを改めて思い知る(笑) あ

ネタ集めをしてきた。

2022年になりました! 2017年にスタートしたnoteが、5年目に突入。変わらず購読してくれる皆さま、新しく購読を始めてくださった方も。 今年もどうぞ、「京都くらしの編集室」をよろしくお願いいたします。 このマガジンでは、月に約8本前後のコラムをお届けします。購読初月は無料(※カード払いの方)です。単体で購入できない記事も多いため、月額購読がオススメです。 内容は自己肯定感、虐待、毒親、アルコール依存症、HSP、エンパス、インナーチャイルドについて考察することが多

境界線が分からない。

自分の親のようになりたくない。と思っている。同時に、親のような振る舞いをしてしまったらどうしようという不安が常にある。 ワガママがいえなくて、良い子ちゃんで過ごした子ども時代が嫌だったから、自分の子どもにはなるべく子どもらしく過ごしてもらいたいと思っている。 けど、どこまで子どもの希望を聞いてあげたらいいのか、分からなくて困っている。

あなたは欠けてなどいない

10月になりました! 今月も、引き続き購読してくれる皆さま、ありがとうございます! 10月も「京都くらしの編集室」をどうぞ、よろしくお願いいたします。 このマガジンでは、月に約8本前後のコラムをお届けします。購読初月は無料(※カード払いの方)です。単体で購入できない記事も多いため、月額購読がオススメです。 今回のnoteは、最後まで無料で読んでいただけます。 この有料マガジンでは、日々のこんな気付きを書いています。 ------------------- コーチ

いい母親になんかなりたくない。

子どもの頃に決意した「絶対にうちの両親のような親になりたくない」という意志がかたくて、自分でも持て余している。 子どもにとって良い親でいたい、良い親になりたいのに、それを真っ向から拒否する自分がいて、動けない。

私はこの世に存在しているだけで尊いと、まるごと受け止める。

「自分を好きになる」とか「自己肯定感をあげる」とか「自分を大切にする」とか。これらは、2017年に有料マガジンを書きはじめた頃から、書くときの根幹となるテーマだったけど、昨日ふと「自分を好きになるって、こういうことか!」と腑に落ちたことが合ったのでメモ。

52ヘルツの声を言葉にのせて世に放つ。

6月になりました!もう5日。 今月も、引き続き購読してくれる皆さま、新しく購読を始めてくれた方もありがとうございます! 6月も「京都くらしの編集室」をどうぞ、よろしくお願いいたします。 このマガジンでは、月に約8本前後のコラムをお届けします。購読初月は無料(※カード払いの方)です。単体で購入できない記事も多いため、月額購読がオススメです。 本日の記事は、最後まで無料で読めます! ------------------- 昨晩、「52ヘルツのクジラたち」を読んだ。さわり

どこかで期待してたんだろう。

クローズアップ現代の「親を捨ててもいいですか」という番組を見た。 虐待されてきた子どもが、親を介護する年齢になり、かつて自分を虐待した親の面倒を見ることになる。 これほどしんどいことがあるだろうか。 世間は、どんな酷い親でも最後は許してあげることがいい、みたいな空気だ。許さない子どもの方がおかしいって。 親を許せなくて、そんな自分を責める人もいるだろう。でもゲストの信田さよこさんは一貫して「親を許さなくてもいい」と言い続けてくれた。 世間は、親を許せ許せと言う。だか

大切にされたことがない人は、自分を大切にする方法が分からない。

子どもの頃に誰かから大切にされたことがないと、大人になっても「自分を大切にする」その方法が分からないのかもなぁって、ふと思った。 私は父親から叩かれて育ったので、叩くことが愛情表現だと思っていたところがあった。 大学生のとき、仲良しの友だちが冗談を言ったので、浜ちゃんみたいに頭を叩いて突っ込んだら、本気で引かれた。「父親にも叩かれたことがないのに」って言われてビックリした。親が叩くことは普通じゃないし、叩くことは愛情表現でも何でもないってことを初めて知った。 そんなわけ

手放して帰ろう

あっという間の4月ですね。 引き続き購読してくれる皆さま、新しく購読を始めてくれる方も、どうぞよろしくお願いいたします。 月刊有料マガジン「京都くらしの編集室」 今月もゆるゆる更新していきます。 先月はゆるゆるしすぎて、8記事達成できなかったので(スミマセン!)、今月はもっとまめにアウトプットしていきたいと思います! ここで書いていることは、心の奥深い部分なので、言語化するのがなかなか難しいときもありますが…。 今月もどうぞよろしくお願いいたします〜! ------

主婦と言われたくない本当の理由。

先日、あるクライアントさんから仕事の依頼の電話があった。 「暮らしにまつわる記事を書いてほしい」とのことで、それはすごく嬉しくて、もちろん何の問題もなくありがとうございます、なのだけど。 その方が「主婦目線で書いてもらえたら」とか、やたら「主婦の」「主婦が」とか言っていうのが、すごく嫌だなと思った。 私、主婦と言われたくないし、主婦にカテゴライズされたくないなぁと思う私がいた。

今の私が最高だったら?

映画「ストーリー・オブ・マイライフ」にいたく感動して、監督グレタ・ガーウィグのほかの作品が見たくなって、「レディ・バード」をAmazonプライムでレンタルして鑑賞。 あらすじはこんな。 2002 年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎のカトリック系高校から、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見るクリスティン(自称“レディ・バード”)。高校生最後の 1 年、友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について、悩める17 歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモア