さだまさし "夢供養"
「むきょうよう(無教養)」じゃなくて「ゆめくよう(夢供養)」です。
ジャケットのライナーノーツにそのように書かれていることは、ファンの人なら皆ご存知なのでしょうね。
自分の記事を「さだまさし」で検索すると、現時点で14記事出てきました。
意外と話題にしてるなーという印象です。
それでもまだ、さだまさしに関する「コア」には迫っていない感じです。
だから少なくともこの「夢供養」の紹介はしておかないといけないと思いました。
夢供養
1979年リリースアルバム
自分が知るさだまさしのアルバムの中では最高傑作だと思っています。
そのなかでもとくに印象が強い3曲を紹介しますね。
前提として、このアルバムは高校時代に手に入れました。
卒業の頃の失恋(初恋)の思い出とも重なっています。
相手は東京の大学に行ってしまいました。
そして僕は京都の大学に通うことになりました。
喜びと喪失感が入り混じった複雑な春、明るい光と生温かい風に吹かれつつ、なんとも言えない浮遊感を持ちながら学生生活が始まりました。
風の篝火
旋律が本当に繊細で美しいと思います。
アルバム最初の曲「唐八景」からこの曲に変わる辺りの感じがたまりません。(ここでは単体でシェア)
歳時記
この曲は本当に泣かせてくれます。何も言えません。
春告鳥
衣笠の「等持院」が舞台だと言われていますが、実際のモチーフは違うらしいですね。僕は行ったことがない寺ですが、衣笠は歩きました。傷心の旅でした(笑)