「誠実さ」の価値は上がっている
実際のところはよく分かりませんが、テレビやSNSなどで見る限り・・
誠実な人
誠実な会社
などは目立たなくなりました。希少な存在だと思います。
逆にいえば「誠実さ」というものの価値は高くなっており、誠実な人は称賛されるべき存在になっているのではないでしょうか。
かつては公の場やフォーマルなシーン、営業活動などでは「誠実で当たり前」みたいな雰囲気がありましたが、いまはあえて探さないと誠実に辿り着けないような感じですね。
立派な企業でも嘘をつく
先日、ひろゆき氏が X において次のような「意味合い」のことを言っていました。
スーパーで売られているさまざまな商品で「分からないように」内容量が減らされ、酷いものでは価格もアップしている状況があると思います。
パッケージに容量が書かれているため、見れば分かると言われればそうなのですが、特段、お知らせもされず小さな記述だけが変えられていると分からないですね。
食べていても10%減ぐらいだったら分からない場合もあるでしょう。
世の中しんどくなっているから・・
「金持ち喧嘩せず」といいますが、豊かなときは誰でも寛容になれるし誠実になれると思うのです。
でもそうでなくなった場合に、持ち前の寛容さや誠実さを失わずにいられるかは一つの試練だと思うのですよね。
「苦しいから嘘をつく」というのはある程度、論理として通るかもしれません。しかし苦しくなかった時期には通らなかった話です。
本質に照らし合わせると矛盾があるのですね。
誠実さの価値は上がっている
最初に戻りますが、誠実さの価値は従来よりも上がっているでしょう。
金銭に変えられるかどうかは分からない価値ですが。
金銭というより、信用や信頼というものにつながる価値なのだろうと思います。企業はどんなに苦しくても誠実さを貫けば、長い目で見てブランド価値を高められるでしょう。