しんどくならないようにする
仕事にしても、何かの活動にしても、時にはしんどくなることがあります。
「しんどいのが仕事なんだ」と思って頑張ることも悪くはないけど、それは昭和な考え方だと思います。
(と言っても昭和が終わってからもう30年以上経つのですが)
真面目な人ほど「しんどくても頑張らないと」と思って苦労している自分を演じてしまうのですが、なんとかそうならないように気持ちの持ち方を工夫するのが良いと思います。
まずは・・
「しんどい」と思う時間が人生にとって勿体ない
と考えてみたらどうでしょうか。
できるだけその時間を少なくするための楽しい工夫を考えてみましょう。
1. 音楽を聴く
若者は音楽が好きな人が多くて、辛い時や頑張りたい時に音楽を聴くということが自然に出来ると思うのですね。
「しんどい」と感じ始めた時に、もし音楽が聴ける状況にあるなら、自分が好きな音楽、その時に聴きたい音楽を躊躇せずに聴くといいです。
あんまり憂鬱な曲を聴くと滅入るから(そう言うのが元気出る人もいますが)ゆったりとしたバラード、あるいはテンポのある軽やかな曲、ハードロックが好きな人はギンギンのものでも良いと思います。
そういうことを「逃避」だと考えてしまうと罪悪感に苛まれてしまうので、絶対にそうは考えないように自分の中で決めておいた方がいいと思います。
2. ゲームだと思う
いま直面している問題はゲームであって、自分はそのプレイヤーだと思うようにしたらどうでしょうか。
それを「不謹慎」だと思うとそれ以上、楽にはなれないので、どうしても真面目にしたいと考えるなら、真剣にゲームをすればいいと思います。
3. 単に嬉しい・楽しいと思う
僕は以前からYouTubeでNHKのテレビ体操を2つプレイリストに入れて、時々体操をしているのですが、最近は谷本道哉さんの「あさイチ」の筋力体操を2つ加えて、適宜選んで体操しています。
筋肉体操では、最後に谷本さんが「嬉しい」とか「楽しい」とか言ってポーズをするのですが、それも一緒にやるんです。声を出して(笑)
辛くなったときにも「嬉しい!」とポーズを取ることをお勧めしたいと思います。
4. しんどいことを選択しない
そもそも、しんどいことを選択しないという方法もあります。
世の中には、どう見てもしんどいことを、何でもない様子でこなしている人もいますが、その人が出来るからやっているんですね。出来ちゃう人はいくらでもいるのです。
「ムリ!」って思う人まで同じようにする必要はなくて、出来そうにないことは最初からやらない、自分に出来そうなことをやる、と考えるのです。
「みんなが楽なことをすれば、しんどいことをやる人が居なくなるのでは?」
と心配するより、自分の心配をした方がいいと思います。
世の中は広くて、どんなことでも、ちゃんとやる人がいるし出来ちゃうんですよね。面白いですよ。
しんどい時間を減らすとその感覚が消えて無くなる
しんどい、しんどいと思っていた頃が嘘のように、その感覚が思い出せなくなることがあります。
しんどいことをしんどいと受け止めないようにしているうちに、その感覚自体が無くなっていくんだと思います。
トラウマ
というものがありますが、嫌な方に意識を向けると、それはいつまでも消えないんですね。
例えば愛する人を失った時とかは「気持ちを寄せよう」と思うあまりそのことばかり考えるのですが、それが返ってトラウマみたいなものを残してしまうのです。
全く関係のない世界に自分自身を飛ばしてしまうと、いつの間にか嫌なことはイメージさえしにくくなってきます。
自分が苦難を忘れることを「罪悪」だと思わないように。忘れたことで具体的に誰かが困るのではあれば、それは何とかしなければなりませんが、大抵の場合は自分の気持ちだけの問題なんですよね。
だからもう、そういう自分とはお別れする気持ちになれば、いろんな悩みからも解放されるのだと思います。未練は禁物です。
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