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今年も壊れたロボコップ。茶道で学ぶ“淡々と続ける力”
今年も無事に茶道教室の初釜を迎えた。
先生のお点前を見られる!と期待でいっぱいだけど、客としての作法をきちんとできるか緊張もする。
ふとした瞬間に頭が真っ白になって、壊れたロボコップみたいな動きをしちゃうんだよなあ。
初釜は、炉に炭を仕組んで釜に入ったお湯を沸かす炭点前→懐石(おせち料理)→濃茶→薄茶の順番で進む。
炭点前が終わった直後、炉の中で温められた練香の香りが室内に広がる。
「シューシュー」と釜の中でお湯が煮える音が立ち上がる。
普段はどうしても視覚に頼りがちだけど、茶室に入ると嗅覚や聴覚が鋭くなる。
家でも五感を満たす生活を心がければいいんだけど、忘れちゃうよねえ。
今年の茶道の目標は「お稽古を淡々と続ける」だ。
できるようになりたいと焦っても、いきなりできるようにならないし、教則本や動画で勉強してもすぐに忘れてしまう。
一番確実なのは、自動的に体が動く状態にすることなんじゃないか?
「ロボコップ」みたいに、茶道専用のプログラムが脳内に組み込まれていて、点前のときにそれを作動させる……みたいな。
頭の中にICチップを埋め込むのは現実的ではないので、稽古の回数を積むのが確実か。
結局のところ、休まず続ける以外に選択肢はないんだよなあ。
うへえ、文章を書くこともおんなじだー。
というわけで、noteの更新も淡々と続けようっと。
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