原因はないかもしれない
原因を探したがる大人の習性?
息子が学校に行けない原因をさぐったところ、幸い、友達関係で悩んでいる様子はありませんでした。いじめられている様子もない。ただ、学校はそもそも好きではなかったようです。クラス内のがちゃがちゃした雰囲気は特に嫌だったそうで。
それ以上は、聞いたけど答えてくれたりくれなかったり。たくさん聞きすぎたと今では反省しています。
子どもと関わっているといろいろなことが起きます。仕事でも家でも。
解決しようとしたくて、大人はすぐ原因を探したがります。で、その原因(と思われること)を全力で対処したり除去したりガードしたり。
でも、子どもの周りで起きる出来事って、単純にそれだけで片付かないことがたくさんありますよね。
子育てに正解はない、とはよくいったものです。
そう、物事にはなんでも原因があるかもしれないけれど、もしかしたら「原因はない」かもしれない。
それに、原因を追い過ぎると結果も求めすぎてしまう気がして、原因ばかり探すのはやめました。
だから、私たちは長男の不登校原因はなんだったのかあまりよくわかっていません。でも、結果として良い方向にいきました。その話はまた今後。
「原因はないかもしれない」
ってもう時があってもよいと思います。