石崎光瑶という画家を知っているだろうか。 富山に生まれ、京都で学び、インドを旅した明治時代の日本画家だ。 現在、京都文化博物館にて開催中の「石崎光瑶 生誕140周年記念特別展」というのを見てきたのだが、あまりにも良すぎた、というか凄すぎた。 衝撃を受け、その衝撃のままにこのnoteを記しています。 石崎光瑶という画家、もちろんめちゃくちゃに絵が上手い、というか絵の上手さにもいろいろあると思うのでもう少し具体的に言うと、まずめちゃくちゃ写実性の高い絵を描く。 山登りも好き?だ
長めの夏やすみを取った。 会社も喫茶も休み、ひとり真夏のイタリアへ。 写真などと共にただ記録するだけの投稿です。 1-2日目:ローマ ローマに到着したのは早朝だったが、ホテルが気を利かせてものすごく早くチェックインさせてくれた。 16世紀の建物を素敵に改装したMaalot Romaというホテルで、とりわけロビーラウンジの天窓からの光が美しい。 ローマは何度か来ているのと、長いフライトで疲れていたので、同僚が勧めてくれたカルボナーラを食べに出る以外は大した外出もせず、ひた
極めてシラフなのだけれど、なんだか書きたくなって、全くまとまらない文章を書こうとしている。 31にもなってまだ、海賊王を目指す誰かさんみたいなメンタリティなんです、っていうお話です。お恥ずかしい。 ※私はその超長編漫画シリーズを読んではおりません。悪しからず。 仲間と大海原を旅してェ~!ではないのだが、仲間とでっけぇもの作りてェ~!はいつも思っている。 でっけぇもの、というのは、物理的にでっけぇものでも良いし、心の中ででっけぇものでも良い。 今私はとても小さな喫茶店を経営
先日、長年の夢だった、喫茶を開業した。 高校生の時からの夢だった。 私は友人が多い方ではないけれど、驚くほどたくさんの人が祝ってくれた。 何年も会っていないような人が花を持って顔を出してくれたりした。 自分も少しは人の記憶に爪痕を残してきたらしい、ということが新鮮な驚きだった。 好かれることよりも、自分が好きなことを追いかけることを、圧倒的に優先してきた人生だった。 道すがら大小たくさんのルールを破ってきたし、たくさんの人を傷つけてきたと思う。 不思議だなと思う。 私
心は永遠の18歳なんだよ・・・!と30過ぎたおばさんになった今も思う。 証拠はいくらでも挙げられる。 毎週楽しみにしているジャンプの連載があるし、ふっくら綺麗に焼きあがったパンケーキは何十枚も写メ(死語)ってしまうし、Spotifyのお気に入り再生リストにはAdoが3曲もランクインしているし、夕陽が草木を金色に縁取る様を見てほろりと来るし、ダイエットしなきゃと言いながらラーメンがやめられないし、友達とごはんする予定なんかあったらそれまでの日を指折り数えている。笑いのツボに至っ
2023年は、マスに愛されることの威力を考えた1年だったといっても過言ではない。 マスに愛されるということが持つ威力の凄まじさよ。 トップYouTuberが稼ぎ出す金額が分かりやすい例だし、逆に”マスに愛され得るトピック”しか、音楽・文学・映画などのヒットランキングには入ってこない。 例えば流行りの曲が取り上げるテーマの9割9分は「恋」や「愛」。 なぜならそれらが一番マスに共感され得るトピックだからだ。 余談ながら、今私が聞いている宇多田ヒカルの"Somewhere
友人に、「〇〇ということがあった。私はどう感じるべきか?」と相談された。 〇〇はまあ、普通に考えれば悲しいことだったり、嫌だなあ、と思う出来事だった。 悲しいことに悲しんだり、嫌なことに憤慨したり、逆に嬉しいことに飛び跳ねたり、そういうことをめっきりしなくなったなあと思う。 大人になるのがこういうことなのだとしたら、なるほど、そりゃぁ高校生の時のようにもりもりご飯も食べられないわけだな、など妙に納得したりもする。 省エネで生きているから、カロリーも欲さない。 悲しんだり、
人に言われて、久しぶりに性格診断を受けた。 60問程度の質問に答えると、アルファベット4文字+αくらいで性格が分類されるやつ(https://www.16personalities.com/ja)だ。 今回はENTP-Tと出た。 前回受けた時には確か、INTJ-T、その前は確か、ISTP-T、だったように思う。 それぞれの4、5文字が表す意味はもう忘れたものの。 ありとあらゆる女性ファッション誌を読んでいるし、ありとあらゆる女性ファッション誌に載っている星座占いを読んでい