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音楽家の旅行記 〜ヨーロッパ滞在録:ドイツ編〜 -Part2 ハウスメイトと自己紹介〜教会 -
初対面
到着して翌朝。まだ疲労感も時差ボケ感もあまり抜けない。がベッドソファは快適だった。あとは地下室というものを初めて経験したが湿度や温度が保たれていてかなり居心地が良い。強いていえば日光が入ってきづらいのが難点か。それでも家の構造上地下のあるエリアは傾斜になっていて日の光は多少入るのでそこまで苦には感じない。着替えて1階に上がるとお母さんがおはよう、よく寝られたかと話しかけてきた。まだ適応に時間がかかるなんて言った覚えがあるのだが、台所で家事をしている歳近い女性がいた。ハウスメイトの一人と初対面だった。スイス人、私より二つ年下であった。快活だけど少しナイーブなそんなキャラクターだ。話は聞いていたよ、宜しくとそんな感じな会話をした気がする。以後このスイス人のハウスメイトをRと表記する。Rはそそくさに後片付けを終え外出した。他のルームメイトももう
既に家を開けているとのこと。
朝食は備え付けのシリアルやパンを好きに自分で用意して食べて良いとのこと。そんなで1日が始まる。
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