他国の影響受けて出来上がったフランス料理。歴史は当教室でも繰り返される。それがまた新鮮!簡単レシピもご紹介。
掲載レシピは、エッグベネディクトのオランディーズソースの作り方。ローストビーフの焼き方。ヨークシャープディングの作り方。レモンクリームの作り方。
今月のフランスお惣菜コースは、ちょっとシンセンだったかも?素材や料理がフランスっぽくない。でも、考えてみたら、中世までフランスは、自国を代表する料理らしいものはなかった。その後の政略結婚、侵略、人の移動により、他国の料理が伝わり、アレンジ能力のあるフランス人が自国のものにして伝えていったという歴史があるんですよね。そんな歴史は今でも続いています。それによって、フランス料理も進化していくわけで、当教室も色々アンテナをはって、毎回新しいことに挑戦!
今回作ったエッグベネディクト(ちょっと前なぜか日本で流行った)は、フランス料理としては記録がないし、もしかしたらアメリカン?でも、ソースはオランディーズでフランセ。
当教室は、いつも笑顔があふれております!笑。
オランディーズソースの作り方
卵黄3個にヴィネガーと水を大さじ1入れて湯煎でふわっ、ねばっに立てる(ここで殺菌も兼ねてしっかり熱を入れる。したがってちょっと粘り気のある状態にもなる)。湯煎から外して、80グラムの溶かしバターを糸状に垂らして乳化させる。塩、胡椒で味付け。これを、トーストしたパンにハム、ほうれん草バター炒め、ゆで卵を乗せたところにかければ、エッグベネディクトの出来上がり。人によっては、ハムの代わりにに焼いたベーコンもあり。
ローストビーフは、ヨークシャープディングも添えてイギリス風。でも、ホースラディッシユの代わりにソースは赤ワイン玉ねぎソースにしました。
ローストビーフの焼き方
ローストビーフは、牛の肩肉かもも肉を購入。このくらいの塊400gで、厚さ4cm、幅7cm くらいのものを今回は使用。塩、胡椒して2時間涼しいところに置いておく。オイルと水を塗って両面10分くらいずつオーブンで焼く。出してアルミ箔に包んで30分置く。焼き時間は、厚さによりますので、ちょっと投資していただき、いくつか焼いてカンを養うことが大切かも。
ヨークシャープディングの作り方
ミニクグロフ型または直径6cmくらいの型6個分
全卵1個にふるった粉60g、砂糖5g、塩少々混ぜ、牛乳35g、水25gを混ぜて、少し休ませたら、サラダオイルを小さじ1ずつ垂らした型に生地を流し、210℃で25分焼く。
ところで、ヨークシャーってどこよ、という話になり、手書きの地図を教室に貼りました。笑。
デザートのアラブ菓子に使われるカダイフを生地にしたタルトは、パリのマレ地区で出会ったアラブ菓子からヒント得て。でもクリームはレモン&キンカンのカスタード風。やはり、どこかにフランセ入ると美味しいんですよね、やっぱり!
生地を直径22cmのタルト型に敷いて、溶かしバター塗って、200℃で20分くらい焼き色つくまで焼きます。
レモンカスタードの作り方
卵黄3個、砂糖90g、ふるった粉40gを鍋に入れて混ぜ、そこに牛乳200g、レモン汁170gを注いで混ぜ、火にかけてカスタードクリーム状にして冷やし、生地の上に乗せる。周囲を生クリームで飾る。レモン汁の一部を、キンカンを煮た汁にしても。今回は30gそうしました。レモン汁絞るの結構大変💦
キンカンは、一度湯がいて、キンカンの量の半分の砂糖とひたひたの水を入れて15分くらい煮る。それを飾りました。
今回のチーズは、カマンベールが認知症予防に効くというので早速購入!笑。