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ヘブンリーブルーの絵の具

夏のはじめに2輪、花開いた西洋朝顔のヘブンリーブルー。
それ以降は、水切れか、肥料不足か、虫食いか、西日に当たったせいか…つまるところは今年の猛暑のせいだろう、パタリと咲かなくなった。

でも秋分を過ぎてまたつぼみを持ちはじめ、9月の末日からまた開花しはじめた。
ここのところ毎日3、4輪の花を咲かせて、その雲一つない青空のような青色を楽しませてくれている。


昨日の朝は、少しエネルギーが溜まった気がして、ヘブンリーブルーを水彩でスケッチしよう!と思い立った。
私の携帯のカメラでは、ヘブンリーブルーの青は写らない。

庭に折りたたみのイスを持って出たけど、花の位置が高く、立ってスケッチをする。

形を取りはじめたけど、思ったより集中力がない。
下絵はそこそこに、水彩絵の具のセットを出してきた。

でも花に薄い青色を置いたところで、「もう無理だ」となった。
集中力が切れてしまった。


気晴らしに散歩に行って、お昼は残りものの豚カツでカツ丼にして、洗いものを終えたら、また絵に取り組みたくなった。

机に向かって、写真と記憶をたよりに色を重ねていく。

私はササッと要領よく描けない。
ゆっくりじっくり落ち着いて描くのが性に合っている。

久しぶりに水彩絵の具を使って、心惹かれるものと向き合えて、リフレッシュできた。

ヘブンリーブルー


私が持っている濃い青の絵の具は、紺色がかっていて、実物のヘブンリーブルーの青とはまた違うな、と感じながら描いた。

ヘブンリーブルーという絵の具があったら素敵だな。
どこかにはありそう。

でもその絵の具を使えばいいってものでは、つまらない。
たくさんの青を混ぜて、私の眼に映ったヘブンリーブルーを再現して、とどめておけたなら。



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エト
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