贈り物屋さん、はじめました
2021年9月15日。
この日に一つ決めたこと。
それは、
これから誰かに直接会う時は、何か一つその人に贈り物をしよう
ということ。
なかなか人に会うことが難しいこのご時世、私と会ってくれてありがとう、繋がっていてくれてありがとう、という想いを込めて始めてみることにした。
また、私自身、体調を崩してしまったこともあり、誰かと直接物理的に会えることの貴重さや周りの人の存在の有難さを身に染みて感じたというのもある。
直近では友人に会う予定が2件ある。一つは、近所に住む昔からの友人と久々のお家ランチ。もう一つは、結婚を機に少し遠くに旅立ってしまう職場の同期と少しだけ会おうということになった。
せっかくだから、ちょっと素敵なレストランでご飯でも食べたかったけれど、コロナ禍であるのと、私の体調も芳しくないので、それは落ち着くまでお預け。会える時間も本当に一瞬であろう。でも、こんな時だからこそ、直接その人の肌を感じられるその一瞬にでも、本人にさりげなく感謝の気持ちを表したい、というのが最近強く思っていることである。
ささやかなこの贈り物やさんは、なによりもその人を思う気持ちが大切だ。その人のことを考えて、何をあげるか考えている時間だとか、その人の喜ぶ表情を思い浮かべながら、何かを買いに行く労力だとか、それがその人たちへ温かさを伝えることができるはずだ。
お勧めの紅茶のティーパック1つにチョコレートを添えて可愛くラッピングをしても何だか可愛いなと思っている。
別に大それたモノを買う必要も私のルールにはない。小さくとも高価でなくとも問題はない。むしろ、会うたび会うたび立派な物を貰っても向こうとしても何だか気持ち悪いと思うし、何より私のお財布事情が酷い事になってしまうのだから。
その人のことを思ってプレゼントを選ぶことはなんだかウキウキする。
喜んでくれると良いな。
私は人に喜んでもらうことが好きみたいだ。
贈り物やさんっていう職業がこの世に存在するのであれば、私はその職業を目指したいな
なんて職場の同期にあげる四つ角にお花のついた可愛らしい写真立てを手に持ってレジに並んでいる間に半ば本気で思っていた。
「結局は自己満だ、エゴだ」という話になってしまうかもしれないし、自分自身も「何か変な人だな私」と思ってしまうけど、まぁしょうがないだろう、好きなのだから。
贈り物やさん、はじめました。
みなさん、誰かにあげて喜んでもらえたもの、逆に貰って嬉しかったものなどあれば、是非教えて下さい!