日記 【人はいつでも抜け穴を見つける】
こんばんは。
この間の土曜日の夜は隣の部屋でどんちゃん騒ぎだった。私は0時に就寝したが、午前1時半過ぎても騒ぎは収まらなくて眠れない。なので、パジャマのままだったが、寝てるので静かにして下さいとお願いしに行った。騒音で隣人に文句を言いに行ったのは人生初めてなので、よっぽどうるさかったか、私の忍耐力が落ちているのかもしれない。
私の隣の部屋は、8人まで泊まれる、このホテルで1番大きいお部屋だ。男性の声も女性の声もしていたが、ドアに応対したのは若い水商売系の風貌の男性だった。私もマスクをしていなかったが、彼もしていなかった。その後15分位は静かになったが、それでも又徐々にボリュームが上がりはじめ、宴会は午前3時半くらいまで続いた。
ところが、興味深いことに次の日のチェックアウト時間午前10時ぴったりに出て行った。その後は隣の部屋をホテルの人が清掃していた。
今はコロナ禍でレストランでもバーでもカラオケボックスでも早い時間に閉めてしまう所が殆どだ。それに、政府はお酒を提供しない様にという発言を撤回した様だが、お酒は提供しないところもある。なので、お酒やおつまみを買って持ち込めて、時間もマスクも気にせずに人と集まって堂々と飲める場所は家の中やホテルの部屋だろう。
東京ではそんなに広い家に住んでいる人も少ないし、片付けの手間なども考えたらホテルは便利な選択かもしれない。特に、一晩の値段も高くなくて沢山の人数が一度に泊まれる私が今滞在しているようなホテルに人が流れている可能性は高い。
結局緊急事態宣言を理由に飲食店や営業時間を短縮したりお酒を提供するのを禁止したりしても、他の人と一緒に飲食したい、友達と飲んで自由に楽しく過ごしたいという人の欲求は無くならない。特に若い人なら尚更だ。そして、自由を抑制されても欲求がある時人はいつでも抜け穴を見つける、と納得した。