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おふとんの中で、アーリーは、とっても「いいこと」を 思いつきました。 アーリーは、春に …
ココロは、まっさおな雪の朝に生まれました。 空みたいに深くて、太陽みたいに透き通った目を…
ココロは、まっさおな雪の朝に生まれました。 ある時、ココロは、お母さんの笑顔を映した赤ち…
カサカサカサ 耳をすますと森の中で音がします。 野ネズミの親子が、落ち葉を踏んで、ど…
ゆうちゃんは、いいやつらに囲まれている。 ペットボトルは「飲み残しても大丈夫ですよ」。マ…
澄んだ冬の空のようなブルーのマフラーを手に、お母さんは、ニコニコしている。わたしの大好き…
ひろし君は、光の速さで地球から遠ざかっていた。ロケットに乗って。たったひとりで。 ロケットの窓からは、地球が見えた。円い窓に映る地球はもう青くはない。 ひろし君が日本の、東京の、練馬区の、小さな公園の近くのアパートで、お父さんお母さん猫たちと暮らしていたとき、テレビの向こう側で核爆弾が爆発した。 科学者のお父さんは、アパートの屋上に実験用の小さなロケットをしまってあった。ひろし君だけをロケットに乗せてお父さんは空にたくした。 ひろし君たちの空で核爆弾がさく裂したのは、
風が気持ちよく頬をかすめる春の日、 ちーちゃんは、お父さんお母さんと公園にお花見にやって…
小さな池の岩かげから飛び出したのは、大ブナ。銀紙をパンっと張り付けたようなからだで、小ブ…
小さな村の小さな家に男の子が生まれました。ずっと子どもがほしかったお父さんは大喜びで、「…
いつも読んでいただき、ありがとうございます。私は現在、未完成の物語を公開し、みんなの感想…