「うつ病になってマンガが描けなくなりました」著:相原コージ 読書メモ📖
「うつ病になってマンガが描けなくなりました」
ちょっと読んでみたら、
著者さんは私より全然重たい症状の方なんだけど
ところどころ共感できる部分が意外とあって、
特に
「青信号が青信号だと認識するのに時間がかかって横断歩道を渡るのが怖かった」て描写が
めっちゃわかる〜〜〜!てなった。
(…てことは自分じゃ気付かなかったけど私も当時似たようなレベルの状態だったのかしら)
そう本当に分からなかった、みんな渡ってるから青なんだよね?いいよね?わたるよ!?て感じだった私は。
いちばん「あぶねえええ」てなったのは
病院行くのに運転してたら普段あんまり赤にならない交差点で赤信号に引っかかって、
赤信号が赤信号だって分かってるのに分からなくなっちゃって、何を言ってるかわからねえと思うが
本当に赤信号=止まれ、って分かってるのに
「ふーん( ˙-˙ )ブウウゥゥゥゥン」て感じでアクセル踏んだまま交差点突っ込みかけて
そしたらオートバイが横からブーンて走ってきたから
「ハッ!赤だった!」って気付けて急ブレーキ踏んだこと。
自分にびっくりしたしまじで誰にも怪我させないでよかった。その後は夫に送迎を頼んだ。
抗うつ薬の副作用として意識が低くなることもあるらしいから、当時は治ってんだから悪化してんだかわかんなかったなあ〜多分治ってると思うけど〜
それを著者さんが漫画にしてくれたから、なんか例えば人に病について伝えることがあった時に「これ!これこれ!私もこれだったの!」て言いやすくなったかも。誰に言うあてもないんだけども、もし今後そういう機会があったらの話。
振り返りながら漫画に残すって、漫画描いたことないから想像できないけど、つらくないのかな
とりあえず現代って昔よりは
うつへの理解があるけど、いまだに嫌厭されがちな病でもあるから、こうして著名な方が漫画に書き起こしてくれるのってありがたいよなと思う。
ほとんどの人は病気を他人にわかりやすく公表、創作する手段やスキルがないんだもの。
昔はこういう漫画本当に無かったからな〜ありがた〜