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Amazon prime reading読書記録11

みなさんは読書を継続していますか?

読書を続けるコツは何か目標を持つことかもしれません。

とにかく多読すればいいってもんじゃないことはわかっていますが、まずは100冊読むことを目標にAmazon Prime Readingを使って無料で大量のビジネス書を読んでいます。

ということで、今回もいつものように読書記録を紹介していきましょう。

武士道

旧5000円札で有名な新渡戸稲造の著作。日本人の考え方や伝統の根本には武士道精神が眠っているそうです。確かに本書を読み進めていくと日本人の根っこには侍魂、まさに武士道が血脈のように流れていることがわかります。

仏教や神道、儒教的な考え方は文化に強く影響を与えていますが、多くの日本人は特定の宗教を持ちません。しかし、他国で見られる宗教的な考え方とのアナロジーを考えると武士道もまた日本人の宗教ともいえるかもしれません。

そんな外国人から見れば奇妙な日本文化を歴史的な背景から解き明かしていく一冊です。

僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない

大学生も社会人も就活というとなかなかうまくいかないことがあるかもしれません。会社に就職してからでも、本当にこのままでいいのだろうか?と思う人も多いでしょう。そんなもやもやに一石を投じる考え方を知ることができます。評価経済社会に突入した現代において通用する1冊ですね。

全ての人にとって受け入れられることではないかもしれませんが、このような考え方もあると思うと、必ずしも1つの会社に就職するだけが正解でないと思うと気持ちは楽になるでしょうね。

生きづらい人のための人生戦略

基本的には生きづらい人のメンタリティを整える考え方と生きづらさから脱却するためのビジネス手段を紹介した本です。著者の成功体験なので、全ての人に当てはまるかわかりませんが、面白い考え方がありました。

まず、この本で推奨されている手段として、生活コストを十分下げることです。そしてその最低限の生活コストを賄えるだけのビジネスをしようという当たり前のことです。

ただ。その中で必ずしもビッグビジネスを目指す必要はないというところが学びでした。というのも、巨大な市場の内、自分の生活コストとして必要な額はほんのごくわずか(例えば育児産業なら0.00007%)だということです。

つまり、規模を求めるのではなく、自分にできるニッチな領域を獲得できればいいというのです。確かにこれは、誰でも挑戦できるのかもしれませんね。

稲盛和夫 明日からすぐ役立つ15の言葉

京セラの創設者であり、日本を代表する名経営者の1人である稲盛さんの側近で会った著者が数々の名言を紹介されています。さすが一代で大企業を作り上げ、京セラ、KDDI、JAL再生などの輝かしい業績を上げるのも納得な名言が集まっています。

自分はなんてちっぽえな人間なんだと思いながら、本人もすごいはずなのに読者目線に立ってくれる著者の感想を交えて、楽しく読み進めることができました。この本の最後には自分の哲学を持つように言われています。つまり、有名な人、優秀な人が言っていることを鵜呑みにするのではなく、自分の考えを持たないといけないようです。

つまり、この本を鵜呑みにするのではなく、自分に合ったところを適度に取り入れていきたいものですね。

最後に

今回は特に偉人というのは尊敬に値する人だったんだなと感じさせられました。

最近は話題を集めれば若くても思慮浅くても有名になれてしまいます。しかし、それと人望があって尊敬されるのはまた別の話だと思います。

単に頭が良くて奇抜なだけではダメだということがよくわかります。私は決して偉人にはなれませんが、周りから尊敬を集められるような大人になりたいですね。

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