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2020年6月の記事一覧
日常生活のTIPS(24)〜なぜ歴史を学ぶのか
既に帝国の興亡や英雄の偉人伝を面白いと思う人はそれぞれ興味あるものを読み進めれば良いと思いますが、あまり歴史に縁のなかった普通のビジネスマンが歴史を学ぶにも意味・意義はあると思います。
一つには教養、趣味の領域ですが、教養・趣味とは「実益にならない」ことの言い換えですし、趣味は人それぞれなのでここでは言及しません。
実益の1つは「話題を持てる」ことでしょう。まだ親しくなる前、今後付き合っていき
日常生活のTIPS(23)〜歴史学習の楽しみ方
仕事の合間に書いているのであまり深みのあることは書きません(書けません)。最近歴史に関わる書籍をよく読むようになって、なぜ今までこんなに面白いことに気づかなかったんだろう?ともったいなく思うことがあります。家庭環境が大きいですかね。親父お袋があんまり歴史に興味持つ人ではなかったから。父は今の朝鮮で生まれたり母は満州で育ったりしたので自分の置かれた環境とかもっと深掘りしたいと思ったはずなんですが、ど
もっとみる日常生活のTIPS(22)〜歴史学の思考法
最近書店で偶然見かけて購入し読み始めた本を紹介します。
まだ読み始めなのでここまで。
手抜きですいません。
日常生活のTIPS(21)〜歴史は繰り返すか
今日はちょっと違ったジャンルの新書を紹介しましょう。
著者は投資の世界に身を置いた人で、一時期反社会勢力の手助けをしていた変わった経歴のある人です。
投資の世界から歴史や現代社会をどう捉えているかが参考になります。
コロナで1929の世界恐慌そしてその後の第二次大戦に言及されることが多くなってきましたが、次の戦場は日本近海になりそうな話が興味深かったです。尖閣から東シナ海あたりが危なそうなの
日常生活のTIPS(20)〜歴史の概観の仕方
学生の勉強はどちらかと言えば「お仕着せ」、用意されたレールに従って勉強を進めるのが普通です。どうやって勉強したらいいのかわからないんですから、教えられるまま学習を進めるしかありませんものね。
社会人の勉強は興味に従って手を替え品を替え、切り口や視点を変えながら濫読できることにメリットがあります。特に社会人の歴史の勉強は、人物や事象を年代順に追って、なんて面白くもないことを強いられることがないので
日常生活のTIPS(19)〜歴史は裏事情を知ろう
前回は歴史用語が歴史を分かりにくくしている、と言う話を書きました。
今回は歴史の裏事情を知ろうと言う話をします。まず初めに、図書館で見つけた後アマゾンで買ってじっくり読んでいる本を紹介します。
タイトルは「世界史は99%経済で作られる」です。99%かどうかはともかく、戦争が起きて領土が変更になって覇権を握って、、等々は為政者が誰であれ遅かれ早かれ起きたはず、と言う視点に共感します。
先の大戦
日常生活のTIPS(18)〜歴史用語に惑わされるな
歴史学習で、訳が分からなく、その結果興味を失わせている元凶だと思っているものにいわゆる「歴史用語」があります。筆者が惑わされた例を示すと、世界史なら「ルネサンス」、「絶対主義」、日本史なら「尊王攘夷」。
現在の自分の知識で簡単に言い換えると「ルネサンス」ってキリスト教が普及する前の時代に(精神的に)戻ろうってことじゃないですかね。「文芸復興」なんて訳すから訳が分からなくなる。キリスト教信者に遠慮
日常生活のTIPS(17)〜歴史の流れと捉え方(3)
今回は筆者が歴史の再勉強をした成果、未来予測をしてみます。
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歴史を学習する姿勢、内容は、①学生が試験に通るためのもの、②好奇心によるものや趣味、そして③社会人が一般教養・常識をつけるためのもの、によってそれぞれ違うと思います。
筆者が歴史を学ぶのは、子や孫の世代に世界がどうなって行くのかを知りたい、見届けたいからです。そう言う趣旨で勉強してきた成果(と言うにはしょぼいが)の一端を披露
日常生活のTIPS(16)〜歴史の流れと捉え方(2)
またくだくだと御託を並べます。
歴史ファンの多くは、登場人物、遺跡、戦争等の事件等々を詳しく知ることに喜びを感じる方々かもしれません。しかし筆者はその人々とは一線を画したいと思います。歴史を勉強して何がしたいのか?よく言われる「歴史は繰り返す」のは本当なのか?過去起きたことはまたこれからも起きるのか?が知りたいのです。偶然の積み重ねと言う意見も見方もあることは承知していますが、社会生活の基盤とし
日常生活のTIPS(15)〜歴史の流れと捉え方
学校での歴史学習には色々課題があることを書いてきました。
・専門家の記述が客観性・正確性を重視するあまり面白くなく頭に入らない
・複数の執筆者が分担して記述し、最後検定が入るためか、統一した歴史観が感じられない(右か左かで言えば現在の教科書は左寄りだろう)
あたりが問題だと思っています。だからと言って、右に偏りすぎた人が書いた教科書らしきものも存在しますが、学生時代に両極端に偏ったものを読み比
日常生活のTIPS(14)〜歴史の学習について(6)
大人になって歴史を勉強し直して思ったのは、いかに教科書や教師が面白くないか、わざとわかりにくく教えるか、でした。
年号や人物を教えておけば試験である程度の点が取れる、と言うのが問題だと思うのですが、それにしても中高の教師がどれだけ自分の歴史観を持っていたか甚だ疑問です。
教科書は教科書で、定説を主義主観なくできるだけ客観的に書こうとするものだからわかりにくいことこの上ない。命は尊い、戦争は悪、
日常生活のTIPS(13)〜歴史の学習について(5)
今日は歴史の勉強の仕方について一言書いておきます。
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学生の頃、外国人名もさることながら年号を覚えるのは苦痛でしたね。日本史、世界史の「年号」は英語なら「単語」に当たります。自分が面白くないと思った学科の共通点は詰め込み、記憶力勝負、でした。
社会人になってからの勉強は、誰にも知識の正確さやボリュームをチェックされることはありませんから、興味を持ったものに飛びついて飽きたら他に行けば良