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3年前の手帳のWISH LIST │ 忘れられていた言葉に風を吹き込む

毎年この時期は新しい手帳を準備する。そういえば数年前までの手帳には、WISH LISTを書くスペースが用意されていて、妄想にワクワクしながらペンを走らせたものだ。

叶った状態を想像して、書いたページを眺めて満足したり。叶ったら☑︎と日付けを書き込むことは達成感を味わえた。
そのうち毎月WISH LISTを書くことが苦痛になり、「そんなにたくさん叶える時間もないし…」
「100個もムリ…」と空白の月もあった。

〜どんなに小さなことでもいいですよ
叶う叶わない関係なしに何でもいいから〜

そうだよね、小さなことでいいんだ。と
大きなやりたい事を細分化してたくさん書いていたけれどいつからだろう?ワクワク感が先細る。WISH LISTはただの目標かTo Do LISTのようになり、業務化していた。



先日、片付けをしていたら過去の手帳を数冊見つけた。
3年前の手帳に手を伸ばす。WISH LISTのページは文字が整っていて、叶った項目には☑︎チェックと日付けがカラフルにマークされていた。
読んでいてウキウキ、ワクワクするものばかり。

ページを眺めていると、こんなこと考えていたんだ!と3年前の自分がかわいく思えた。
「そうだ!チェックが付いていないこと(半分以上あるけれど)今からでも時々思い出して意識してあげよう」
そのページの写真を撮ってみた。叶えるにはどうしたら近づけるかな?
自分の書いた、忘れられていた言葉に息吹を吹き込むような感覚だった。

ここ最近、やらなきゃいけないことに追われてゆとりがなかったなぁ。
豆を挽いて、ポコポコと盛り上がる粉を見ながら淹れたコーヒーと手帳タイム。本来はワクワクする時間のはず。
考えてみれば、WISH LISTが書けてそれを意識する時間が持てるだけでも幸せなこと。
新しく迎えいれた手帳は、To Do LISTと日々の記録だけで終わらないような、ワクワクが溢れるものにしたい。

そんなこともあって、やらなくてもいいことをたくさんやりたくなった。これこそが心を豊かにしてくれる。

ニャンコに会えそうな時間に歩きに行く
日向ぼっこする猫さんと一緒に座っておしゃべり
友人と近場の山へ 木の割れ目から植物がニョキニョキと生えていた
寒くても歩けば暑くなる


週末からさらに寒くなる予報。
スパイスたっぷりのチャイを淹れたり
爪と甘皮を手入れしてツヤツヤにしたり
ヘンテコダンスをしたり
気分のあがることをして過ごそう。


今日もお読みいただきありがとうございました。

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