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【TikTokで学ぶ国語教室!】第4回 古文読解の基本―助詞を補う

【TikTokで学ぶ国語教室!】では、古文の文法や読み方、漢文の句法、また、現代文の解き方を具体的に解説します。

第4回の今回は「古文を読むときに目をつけると格段に読みやすくなる箇所 其の弐」です。まずは、次の動画をご覧ください。


★動画が見づらいときはコチラにどうぞ★


私は、人生の半分以上を国語講師として過ごしています。そんな私が、生徒たちにいつもしていた解説を項目ごとにぎゅぎゅっとまとめたのが、上の動画です。

さらにくわしい解説や、動画では触れていない項目については、続きの部分にあります。また、古文を得意にするための勉強法をコラムにまとめましたので、よろしければ、続きにお進みくださいませ😊




■古文を楽しく読むために

さて、今回は古文を楽しく読むために「助詞」を補おうというお話です。

細かに書かれた参考書ですと、「助詞を補う」も項目として立てられますし、中学生の間は「ここに入る助詞は?」と設問になることも多いです。それらは、「助詞を補う」が、古文を読むための基本になることを示しているともいえます。

そこで今回は、そのあたりをくわしく見ていこうと思うのです。それと連動した内容を持つ前回の復習については、こちらの記事からご覧ください。


ではでは、レッツゴー。


■そもそも「助詞」って何でしょう?

まずは「助詞」とは何かという、基本的なところからお話していきます。一言で言ってしまえば、「助詞」とは「活用のない付属語」を集めた単語のグループ名です。

じゃあ、「活用のない」「付属語」とは何か。

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