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【写真館676】郷土のヒーローは身近に①
今日の一枚はコチラです。
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7月の終わりに、名古屋市中村区にある妙行寺で「清正公夏祭り」がありました。酷暑のなかでしたが、私も体力をかき集めて、いそいそと参陣したのです。
妙行寺は名古屋市営地下鉄東山線「中村公園駅」から歩いて約10分ほどのところにあります。存外、歩くですよ(笑)そして、その参道には、この地所縁の人々を紹介する掲示板があります。また、歩道にはこのような兜を描いたタイルも。
今日のお写真は、加藤清正公の「長烏帽子形兜」を描いたタイルです。清正公はもともと上背がおありになったそうですから、この烏帽子を模したにょんと長い兜をご着用になれば、そりゃもう戦場で目立つこと間違いなしでしょう。
そうして、大将である自分を遠くからでも分かるようにして味方を鼓舞したとか。
命が賭け物になる戦場で目立つということ。それは敵方に自分の位置を教えることと同義ですから、文字通り「命懸け」の行為です。戦国時代のなかでもわりと遅めの生まれの清正公ですが、その気概はまさに私たちが「戦国武将」としてイメージするものを全力でもっていらっしゃたことを知る兜でもあります。
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