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中1娘の「尊敬する人」とは。



先日、娘(中1)の授業参観に出かけた。

参観は3時間(3科目)あり、どれを見てもいいという。仕事をしていても、都合をつけやすくて良い。

私は3時間目の授業を見に行った。少し早く着いたので、2時間目の授業を少し見たら、休み時間になった。廊下に立っていた私のところに、娘とお友達が来て挨拶してくれた。

そして、教室の中に入り、次の授業が始まるまで後ろの壁の掲示物を見ていた。入学してしばらくしてから書いたらしい自己PR用紙が全員分貼ってある。

1人ずつ撮った笑顔の写真と、アンケート形式の回答。「名前」、「趣味・特技」、「好きな食べ物」、「クラスのみんなへ」などの項目がある。なるほど、これならすぐにみんなのことを覚えられそうだ。

その中の1つに、「尊敬する人」という項目があった。なかなか興味深い。全員分見たいが、そこまで時間はないので、知っている子を探しながら見ていった。


まず目に付いたのが、同じ幼稚園だったSくん。お互いうっすら覚えているのに、あまり喋らないらしい。Sくんは幼稚園の頃からかっこよくて(大人気)、運動もピアノ(音楽系の幼稚園だった)もよく出来た。ママからの情報だと、野球が大好きで野球部に入ったと。

そんなSくんの尊敬する人、それは…

大谷翔平さん

納得~

野球少年にとって、憧れの大先輩だ。だよね、だよね!これからも野球頑張ってね。



続いて見付けたのが、仲良しのMちゃん。実は、Mちゃんのパパが夫の大学の後輩で、同じ部活仲間。お互い受験したのも知らずに、周りからの情報で同級生になったことが判明。しかも、入学したらたまたま同じクラスだったという偶然。娘同士も気が合うようで、最近は家族ぐるみで仲良くしてもらっている。

そんなMちゃんの尊敬する人、それは…

お母さん

うわっ!!

すごい回答が飛び出した。Mちゃんのママはバリバリのキャリアウーマンだ。地域に根付いたお仕事をされている。子ども達に対しては、時に厳しさもありながら、大きな優しさで包み込んでいる。私から見たら、そんな印象。そうよね、そうだよね。私も尊敬してる!素晴らしい!!心の中で拍手を送る私。



いよいよ残り時間も少なくなり、娘の自己PR用紙を急いで探す。

あった、あった。娘の小さくて筆圧の低い文字が目に飛び込んできた。上から項目を読んでいく。
好きな食べ物は「いちご・パスタ」。うん、そうだよねー。特技は「スキー」と書いてある。うんうん、そうよね。北国で培った特技だもんね。

そしていよいよ、例の項目だ。

娘の尊敬する人、それは…



J.Y. Parkジェイワイパークさん

?!?!


「うそ~ん」と思わず声が出そうになって、手で口を押さえる。


な、なんと!そう来ましたか!




ででーん。

J.Y. Park(パク・ジニョン)氏。


パク・ジニョン(朝: 박진영、漢: 朴軫永、英: Park Jin-Young、1971年12月13日- )は、J.Y. ParkJYPの名で活動している韓国のシンガーソングライター音楽プロデューサー、実業家である。JYPエンターテインメントの設立者総括プロデューサーで、アイドルグループを中心に数多くのアーティストを生み出し続けている。愛称は餅ゴリ。

Wikipediaより


理由は分かる。


娘はアイドルグループNiziU二ジューが大好きで、グループ結成オーディション番組『Nizi Projectニジ・プロジェクト』を何回も見ている。

NiziU


最近デビューした、NEXZネクスジくん達が結成された『Nizi Projectニジ・プロジェクト Seasonシーズン 2』も一緒に見たし、彼らのことも応援している。

NEXZ。あまりにもカッコよくて「NYLON JAPAN」の表紙お借りしました。


その『Nizi Projectニジ・プロジェクト』(1、2ともに)で審査員を務め、グループをプロデュースしたのが、紛れもなくこのJ.Y. Park氏なのだ。

番組の中では、彼の数々の名言がある。私が個人的にグッときたものをご紹介。

「過程が結果を作り、態度が成果を生むのです」

パフォーマンス練習中の態度がよくなかった参加者に伝えた言葉。どんなに才能に恵まれていても、自分の意志や自己管理能力が弱くてそれを発揮できないのは残念なことだと、日々の練習がどれだけ大切かを伝えていた。


ついでにもう1つ。

「短所がないことより、特別な長所が1つあることがもっと大切です」


自分のパフォーマンスに自信が持てないという参加者にかけた言葉。人はそれぞれに長所もあれば短所もある。だからこそ、短所にばかり目を向けるのではなくて、自分の長所をしっかりと見付けて伸ばしていくことが大切だよと説いていた。


と、私が番組の中で彼の言葉に何度も感動したのは事実。


でも、娘が自己PRに挙げるほど彼を尊敬していることは知らなかった。完全に予想外。そうだったのか…。


授業参観中もその回答が私の脳内をリフレインし、J.Y. Parkジェイワイパーク氏の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消えていた。

そして、この出来事も思い出す。


娘はやはり、ある一定の年齢層の男性に惹かれやすいのではないだろうか…。

何はともあれ、誰とも被ることのない回答を生み出した娘。そんな娘に、「あなたはそのままでいいんです。その感性を大切に、これからの人生を歩んでください。」と、J.Y. Park氏風に心の中でエールを送っていたのだった…。





※画像など、サイトからお借りしました。



最後までお読みいただき、ありがとうございました♩


参観した授業は道徳でしたが、活発な討論が繰り広げられ、興味深かったです(ちゃんと授業も見ていましたよ)。

中学生娘シリーズはこちらのマガジンにまとめました。お読みいただければ幸いです♩



NiziUの記事を書いたこともあったなあ。

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