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【ゆるっと採用小話】日系・外資・海外でリクルーターしてみた!

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日系企業、ブラック企業、外資系企業、そして東南アジアの民間企業で採用担当を経験しました。過去の経験をもとに何か書いていきたいと思います。
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#採用

就活小話|面接官は将来の同僚なのを忘れないで

就活小話|面接官は将来の同僚なのを忘れないで

わたしはこれまで採用担当をしていたこともあり、候補者(求職者)とよく話してきました。

ただ、候補者と話すときちょっと怖いです。
要するに結構緊張しいなんです。
若干にマイナス思考でHSPっぽいところもありますが、過去コールセンターの仕事でクレームをうけたり、おかしな候補者に遭うことがときどきあったからです。

タイトル通り、もし内定が出たら面接官は将来の同僚になります。
ところが、それにも関わら

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就職小話|不採用の理由を聞いていいのか

就職小話|不採用の理由を聞いていいのか

ときどき話題になるはなしときどき”面接の不採用の理由を聞いたほうがいい”という一派が現れます。
これもまあまあ盛り上がる話なので、いつかブログにしてみたいと思って、タイトルだけつくって放置していました…
あくまでもひとりの採用担当としての意見なので、こんな人もいるんだなーくらいで思っていただければと思います。

不採用の理由を言ってくれる会社何も言わなくても、不採用の理由を教えてくれるものがありま

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東南アジア就職ログ8 | わかりやすく説明する

東南アジア就職ログ8 | わかりやすく説明する

甘いお菓子をもらったと思ったのに、
食べ始めたら地味にしょっぱくて食べられないという
今日のハイライト…
ローカルの方からもらって嬉しかったのに
そのあとコンビニでソフトクリームをいただきました。

今回はインターン生が抱えるコミュニケーション問題です。

インターン生が困っているインターン生のAくんと会ったのは7月ごろで、理系の大学院を卒業する予定の学生です。
マレーシアの大学では、インターンシ

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東南アジア就職ログ 7 | インターンシップと新卒採用

東南アジア就職ログ 7 | インターンシップと新卒採用

わがチームにもインターン生がやってきました。
女性が多くなりがちな人事の仕事なので
重宝される男子学生です。(Aくんとする)
彼は行動制限中に採用されたので
社員全員が在宅勤務をしていた時期でもあり
今月になってようやく全員と顔を合わせられたような感じです。
今回はそんな彼にまつわるインターンや新卒採用について
書こうと思います。

マレーシアのインターンは長いおそらくこちらのほうが一般的なのだと

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東南アジア就職ログ 6 | 在宅勤務も終了のお知らせ

東南アジアはコロナを抑え込んでいる8月になり、在宅勤務が終了になりました。
個人的には在宅がかなり便利で楽ちんだったので
泣く泣く会社に来た感じです。

なんせ、入社して1週間でロックダウンになり
ライフラインに関わらない企業はすべて
在宅にしろという政府のお達しがありました。

それから4ヵ月がたち、久しぶりにオフィスに来ましたが、
在宅の期間のほうが長かったので
もはや入社時と変わらない気持ち

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東南アジア就職ログ 5 | Linkedin活用のメリット

東南アジア就職ログ 5 | Linkedin活用のメリット

前回は日本の採用市場がうらやましいという話を書きました。

大手採用媒体をほぼ使用しないので、
採用コストがかなり安いというものでした。
そこで取り入れられているのがLinkedinです。
なので今回は、気軽に始められるLinkedin活用術を
お話したいと思います。

日本でこそ最近有名になってきていますが、
2003年にアメリカで開始されたので
その歴史は20年近くにもなります。
ミーハーなわ

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【新卒採用】インターンシップやりすぎていない?

【新卒採用】インターンシップやりすぎていない?

インターンシップの重要性ここ数年でインターンシップが過熱してきました。

2020年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査では、
およそ8割の学生がインターンシップに参加したことある
と回答をしています。
対象学生は、およそ5700人なので、
かなり信ぴょう性のある数字です。

10卒のわたしにとっては、当時地方大学ということもあり、
周りの友人の話題にはインターンシップのイの字も出てきませ

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東南アジア就職ログ 1 | やさしい電話応対

東南アジア就職ログ 1 | やさしい電話応対

暗い記事が続いたので明るい話も書こうかなと思います!(がんばる)

現在東南アジアでリクルーターをしています。人事の中でも採用だけを担当しているイメージです。
ロックダウンの影響もありましたが、徐々に緩和されてきているのでオフィスに出社する人も出て街にも活気が戻ってきているようにも感じますが、残念ながら日本と同じように失業者は出ています。

すると、職を探している人たちはLinkedinのプロフィ

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【仕事選び】海外で働ける、英語を使って働ける

学生さんや中途採用の方のなかで、「海外で働きたい」「英語を使って働きたい」という目標を持つ方も多いでしょう。

これは、選ばなければ実現は難しいものです。

また、必ずしもこれが両方叶うとは限りません。

分けるとしたらこうなると思います。

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〇海外で働ける 〇英語を使って働ける

〇海外で働ける ×英語を使って働ける

×海外で働ける 〇英語を使

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【就職活動】履歴書の写真は自撮りより他撮り

履歴書が手書きではなくWord やExcelでつくるのがだんだんと増えてきました。

今やパートの方でもPC操作に長けている方が多いので、データで履歴書がつくれるということは、PCがつかえるという判断基準にもつなりがります。

履歴書には写真がたいがい必須なのですが、いちいちスピード写真を撮るのもお金がかかります。

そこで、最近はスマホで写真を撮ってデータに貼り付ける方も増えてきました。

これ

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リファーラル採用が必ずしもいいとは思えない

リファーラル採用が必ずしもいいとは思えない

日系企業でもリファーラル採用が流行ってきました。

リファーラルとは、社員から新しい候補者を紹介してもらう制度で

会社によっては候補者が採用された場合、

数十万の報酬が入ってくる企業が多いと思います。

このリファーラルのいいところは、

いわゆる「縁故採用」なので

ー入社後にすぐに辞めない、

ーすでに採用されている人からの紹介からきっといい人だろう(類は友を呼ぶ)

ー採用にかかるコスト

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個性あふれるアジアの履歴書

個性あふれるアジアの履歴書

東南アジアの一角で働き始めておよそ2か月が経とうとしています。

とまどいながらも、なんとか環境になじみ、

楽しいことやむかつくことも増えてきました(笑)

リクルーターをしていて、日本と違っておもしろいと思うのは

同じアジアでも履歴書(職務経歴書)が個性豊かな方が多いことに気が付きました。

日本の履歴書

日本は、コンビニでも売っているような履歴書のフォーマットが一般的で、

基本的には新

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【海外】ゆとリクルーター、海を渡る。

【海外】ゆとリクルーター、海を渡る。

マレーシアにきておよそ1ヶ月が経ちました。
唐突なスタートですみません。

現地採用が決まり、5月から働き始めました。
元を辿れば、夫の駐在なので
もしかしたら働かなくていいのかもしれませんが
自分の洋服や化粧品、友達と遊ぶお金くらいは
自分で稼ぎたいと思ったのと、
もし日本で帰ってきたときに、
食いっぱぐれがないように働こうと思いました。

マレーシアといえば、テレビでもお馴染みの職種はカスタマ

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大学で一生のキャリアを選ぶ、は無理

とある方の本を読んでいたら、
大学を卒業するときには、
サラリーマンという選択肢しかなかった
というようなフレーズを目にしました。

その方は、学歴職歴共に、私なんかより遥か上ですが、
同世代という共通点があります。
実際にお会いしたときも、
ユーモアが溢れるステキな人でした。

私たちが就職活動を始めるとき、
リーマンショックが弾けたあとだったので
いわるゆプチ氷河期。
そのおかげで、30代後半

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