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海という場所
いすみ市という風変わりな町に惹かれ、太平洋にほど近い家に住むことになった。
この町の移住者のうち8割がサーファーだともいうが
私たち夫婦はサーフィンの経験もなく、これまでは年に一度旅行などで海に行くか行かない程度。
偶然、その他の条件が合致したのがこの家だった。
海まで1キロほどの場所に住むと
寝ていると波の音が聞こえる
庭にカニがいる🦀
そして毎日海に行ける
海とは私にとって、張り切って海水浴に行く場所だった。
それが今では朝ごはんを食べる場所、涼みに行く場所、夕ご飯を作って食べる場所になった。
保育園帰りにおねだりされることもしばしばなので、車には常にタオルを常備。
甘ったれの3歳息子は、海では逞しく、波に打たれても即座に立ち上がる。
6歳の娘も真っ黒に日焼けして海を楽しんでいる。
サーフィンの名所としても知られる外房の波は激しい。
子供と共に、海の楽しさだけでなく、海の怖さも学んでいきたい。
海からの頂きものも
こちらに来てから釣りを始めた夫。
平日でさえ私が起きると姿がなく、5時起きで海に向かうこともざら。
釣りに行く頻度は高いが釣れる頻度はかなり低い。
それが今日、ついに魚を釣ってきた。
ハゼ17匹!!
1匹1匹は非常に小さいのだが、夫が丁寧に捌いて天ぷらにしてくれた!
庭で育てたオクラ、大葉も一緒に。
ということで、このプレートに限っては自給自足!↓
そこにはやはりゴミの姿
近所のビーチは比較的ゴミが少ない方だと思うが、それでも目に留まるゴミ。
ペットボトルや空き缶、様々なプラスチックの破片。その中でも多いのが食品トレイの破片。
さらに大雨の後には川から流れ着いた大量の竹が目立つ。
これまで特定の海に通った経験がないが、竹ってこんなに落ちているものなんだろうか?
海に行くとほぼ毎回ゴミを拾うので、子供もお願いしなくてもゴミを見つけると拾ってくれるようになった。
海ゴミの8割は陸のゴミ
海洋ゴミの問題が一般にも広く知られるようになって久しいが、その8割が内陸部で出たゴミによるものとはご存知だろうか?
市街のゴミが、風や雨により川にたどり着き、海へと流れ着く。
2050年には、海中の魚よりもゴミの量が上回ると言われている。
満杯になった街中にあるゴミ箱にペットボトルを入れるのを辞めたり、
日常のゴミ出しでも軽いプラスチックゴミが風で飛ばされないよう工夫することも大切だ。
それ以前に、やはり便利な使い捨てプラスチックに依存しすぎている生活を見直し、消費そのものを減らすことが必要だ。
我が家ではこの海洋ゴミの問題を知った3年ほど前から、家庭内での脱プラに取り組んでいる。
その話はまたいつか書きたい。
私たち家族にとって以前よりも身近になった海。
そんな海が、最高の遊び場、そして学びの場となっている。