呼吸がらくになると、心と身体の不調も解消できる

　不定愁訴を抱えているときほど、呼吸は健やかに過ごす要です。

　それは、何らかの不調を抱えている人は、
　呼吸が乱れていたり、
　肋骨のまわりの筋肉ががちがちに硬くなっている場合が多いからです。
　例えば、深く、ゆったりとした呼吸をしても、背中を反らすような動きをしています。

　この場合、コアの筋肉がうまく働かず、ほかの筋肉が頑張りすぎて強張っている可能性があります。

　このような呼吸を続ける限り、背骨は歪んだままになります。

　背骨は神経伝達にも大きく関与しています。
　背骨が歪んだままでは、神経伝達にも乱れが生じます。

　その為、不定愁訴も呼吸を見直すことで、改善の余地があります。