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大河ドラマ『光る君へ』第7回「おかしきことこそ」

第7回も、ききょう(清少納言)のシーンは映えましたね。
今回のハイライトは打毬のシーンですね。道長(柄本佑)、公任(町田啓太)、斉信(金田哲)にピンチヒッターで直秀(毎熊克哉)なんて展開は、どこかの少女漫画に出てきそうなシチュエーションかと😛

でも、大河ドラマが得意の作り込んだセットや緻密な大道具・小道具を背景に提示されると、従来のラブロマンスものとはちょっと違った印象を持ってしまうのが不思議なところです。特に、心の移り変わりを、セリフが全くないカットだけで表現しようとしてるシーンが多い気がします。映画のような映像で観せる演出は脚本家の仕事なのか?プロデューサーの仕事なのか?

この「大河ドラマ恒例の大仕掛けの中で(敢えて)メロドラマをやる」というのが今作が狙っている革新性なのかもしれませんねぇ。ともあれ…普段はメロドラマなど全く観ないじぃじもかなり楽しませてもらっています。

で、毎度、興醒めで申し訳ない視聴率の話です。

前回の第6回の視聴率は11.0%で微減だったようで、大河ドラマ過去最低視聴率の『いだてん』と同様の「第6回で10%割れ」は回避できたみたいです。やはり、ファーストサマーウィカのききょう(清少納言)初登場は効果があった?今回も視聴率の表を掲載しておきます。

大河ドラマ5作の第7回までの視聴率

ついでにグラフも…

大河ドラマ5作の第7回までの視聴率

ちなみに大河ドラマ5作品とは、同じ平安時代を描いた『平清盛』(2012)、過去最低視聴率の『いだてん』(2019)、それから前々作の『鎌倉殿の十三人』(2022)と前作の『どうする家康』(2023)、そして『光る君へ』(2024) の5つです。まぁ「緩やかに下降線」を脱していない現状を打開するためには『平清盛』や『鎌倉殿の十三人』のときの展開と同じように、大きな事件が欲しいところですね。

さて、今後の展開(ネタバレ注意)ですが…

予告編で兼家(段田安則)が倒れるシーンが出てたので、たぶん3月末までに兼家が退場するのは確定でしょう。史実によれば道隆(井浦新)、道兼(玉置玲央)の二人の兄も直ぐに相次いでお亡くなりになっているようなので、この二人も3月末で退場になるかとじぃじは想像してます。で、3月は兼家の謀略により花山天皇(本郷奏多)が退位に追い込まれ、その道連れで藤原義懐(高橋光臣)も失脚。それから道長(柄本佑)と源倫子(黒木華)の結婚。にも関わらず、何故かまひろ(吉高由里子)との腐れ縁は続いてしまう…これは、いずれも史実からのじぃじの想像です。

ヘッダーは最後の「道長からのラブレターを焼いてしまうまひろ」のシーンから録りました。「懸命に道長から離れようとするまひろだが、運命の悪戯で…」というラブロマンス王道の展開ですかね😛

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